来月で、購入後丸２年になる我が家のエリの注目装備は、助手席電動リフトアップシート。
クルマ好きな私が身体が不自由になり、運転席を諦めなければならなくなったのは非常に残念でしたが、助手席専門になっても気に入ったクルマを選べて幸せです！(^o^)

12年乗った愛着あるT社ミニバンEを乗り替えて、いわゆる福祉車両で助手席電動リフトアップシート車のミニバンの購入を考えました。
他社のミニバンも比較検討した結果、やはりエリシオンに。

実はカタログだけではリフトアップシートの動きなどがわかりにくく、ノーマルの実車を見てリフトアップを想像したりしました。何より参考になったのはホンダＨＰのカタログでの動画でした。
もちろん設計年度が新しく、装備やスタイルが気に入ったのは他のオーナーと同じでしょう。それに加えて私の場合は、電動リフトアップシートの性能が良い事でした。

まずは使い方が簡単なこと。
メインキーの操作を必要とせず、シート座面左横にあるスイッチひとつで外側に回転して、せり出て下降。かなり下がるので車イスからの移乗も簡単です。
乗ってからもスイッチひとつで上昇、収納、回転、固定とスムーズな動きです。降りる時はスイッチを下へ。乗ってからはスイッチを上に上げるだけ。

足元も広々していて、膝がグローブボックスに当たる事もありません。ノーマルと同じシートを使ってあるので大きく、ゆったり乗る事ができます。
他社のようにリクライニングは電動ではありませんが、ノーマルと同じように倒す事ができるので、疲れた時は横になる事ができます。他社の電動リフトアップシートはそこまで後には倒す事はできません。

あえて難を言えばひとつ、座面が固い事。お尻が痛くなるのでクッションを敷いて解消していますが、シートが固いのはHonda車に共通するものでしょうね。もう一台あるシビック・フェリオも固いです。

運転席の妻が一番気に入っているのはウッドステアリング。リフトアップシート車のグレードは（当時）Gしか選べず、思い切ってオプション装着しました。もちろんインターナビも。

セカンドシートではなく、助手席電動リフトアップシートを選んだのは、横に並んでクルマに乗って出掛ける事ができるから。
燃費も納得でき、安定感ある走りと乗り心地のいいエリシオンのおかげで、車イスでも出掛けるのが楽しみです。