ガスから電気と熱をつくり出し、エネルギーを有効活用「家庭用ガスエンジンコージェネレーションユニット」

一般家庭で高効率なエネルギー供給を実現する「家庭用ガスエンジンコージェネレーションユニット」

Hondaの汎用事業は、生活や仕事に役立つさまざまな製品開発に取り組んでいます。その活動のもととなる「人々の生活をより豊かで快適にしたい」という想いから、「家庭でのエネルギーの有効利用」に着目しました。増え続ける家庭でのエネルギー使用量を見据え、Hondaが取り組んだのは暮らしに密着した「家庭用の高効率エネルギー供給システム」の開発であり、その1つが「家庭用ガスエンジンコージェネレーションユニット」です。
ひとつのエネルギーから「電気」や「熱」などの2つのエネルギーを取り出し、

有効利用するコージェネレーションシステムは、高いエネルギー効率を実現し、従来の給湯暖房システムと火力発電を利用した場合に比べ、CO2排出削減が可能な優れたシステムです。しかし従来型のものは、工場やホテルなどに設置する非常に大型のものでした。
Hondaは長年培ってきた小型エンジンや発電機の技術を駆使し、家庭に設置できる小型サイズの家庭用コージェネレーションユニットを開発。これを使って家庭で発電し、稼動時の排熱を利用することで省エネと光熱費削減が可能になります。

コージェネレーション(cogeneration)とは?

「co-」は「ともに」「ともなって」を意味する接頭語。「generation」は「生み出す」という意味。→「cogeneration」(コージェネレーション) 発電の際に発生する熱と電気を有効利用すること。「熱電併給(ねつでんへいきゅう)」と呼ばれることもあります。
家庭用ガスエンジンコージェネレーションシステムのしくみ

様々な地域で低炭素社会の実現に貢献するコージェネレーションユニット

2002年に第一世代ユニットを発表後、日本では給湯設備メーカーの機器と組み合わせた、家庭用ガスエンジンコージェネレーションシステムが完成。2003年から「エコウィル」という名称で全国のガス会社より販売されています。現在では普及率も高まり、燃料電池など他方式のシステムも市場に参入するなど、家庭用コージェネレーションシステムはより多くの家庭に広まっています。
さらにHondaはコージェネレーションユニットの特性ならば様々な地域の生活環境に適応できるのではないかと考え、第二世代ユニットより海外展開を進めています。 アメリカではECR社(暖房ユニットメーカー)と共同でコージェネレーションシステムを開発。「FreewattTM」の名称で、2007年から北東部をはじめとする寒冷地域を中心とした販売が始まりました。ドイツではバイラント社(暖房・給湯器専門メーカー)と共同開発したコージェネレーションシステム「エコパワー1.0」が2011年中旬に発売されます。
またHondaはコージェネレーションユニットの更なる高効率化に取り組んでいます。2002年発表の第一世代は一次エネルギー利用率85%という高効率なエネルギー供給を実現。以降も進化を続け、2006年には第二世代を発表。そして2011年発表の第三世代は一次エネルギー利用率を92%まで向上させ、さらに部品レイアウトなどをはじめパッケージングの工夫により大幅なコンパクト化を実現するなど大きく進化しました。

エネルギー供給構造(ガスエンジンコージェネレーションシステム「エコウィル」)


各地域での使われ方

日本:「発電・温水暖房」タイプ

アメリカ:「発電・温風暖房」タイプ

ドイツ:「発電・温水暖房」タイプ

「家庭用ガスエンジンコージェネレーションユニット」の構成と各部に込めたこだわり

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〜 コージェネレーションユニット編 〜

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