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現在、国産大排気量のスーパースポーツの多くがリッター当たり出力が高い4気筒エンジンを搭載しています。しかし、モーターサイクルの楽しみ方が多様化する中で、ロードスポーツモデルにおいても、絶対的な速さより、心地よい加速感や鼓動感を求めるライダーが増えているのも事実です。そこでHondaは、低速域から高速域まで、ゆっくり走っても早く走っても楽しめる本物指向のビッグVツイン・スーパースポーツのパワーユニットを新開発。それが、水冷・DOHC・4バルブ90度V型2気筒996ccエンジンです。このエンジンの開発にあたっては、全回転域でゆたかなトルク特性を実現するとともに、高回転域まてスムーズに吹け上がるエンジン特性を追求しました。具体的には、まず前後シリンダー角を90度に設定。DOHC4バルブとし、クランクシャフトはシングルピンタイプを採用。さらにVツインエンジンならではの加速感や鼓動感を活かすため、最適なフライホイールの設定を行なっています。そして、エンジンの前後・上下長が大きな90度ビッグツインエンジンを最適位置にレイアウトするために、クランクケースをシリンダースリーブ一体式の上下割りとし、さらにスイングアームピボットと一体構造としました。スイングアームをクランクケースに直接取り付けることで、前輪加重や前・後輪間の剛性バランスを最適化された新感覚の優れた操縦安定性を備えた車体構成を実現しています。
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■FireStorm |
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スロットルの開閉角度とエンジン回転数を各センサーによって検知・演算し、各シリンダー毎に適切な点火時期を供給する高精度なデジタルイグニッションシステムや、大口径のキャブレターの採用など低・中回転域では鼓動感のある力強い出力特性とし、高回転域でもスムーズで軽快な出力特性としています。
また、ピストンはスカートレスタイプを、コンロッドは浸炭加工を施したナットレスタイプを採用することで、従来に比べて大幅な軽量化を実現しています。 |
| 90度V型2気筒エンジンの前傾したフロントシリンダーを考慮し、フロントシリンダーの左右に1個づつのサイドラジエターをレイアウト。エンジン搭載位置の自由度が増加し、ホイールベースの最適化が可能となり、シリンダーやエキゾーストへのエアフローも大幅に向上しています。 |
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