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●行ってきました!山野哲也 ハンドリングクラブ“プラス”!(後篇)
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ツインリンクもてぎの南コースで自分のクルマを思いっきり走らせ、さらに山野哲也選手の同乗・逆同乗走行が体験できる大人気のプログラム、『山野哲也 ハンドリングクラブ“プラス”』。
前篇では、このプログラムの全体的な流れをご紹介しました。後篇の今回は、昼食後に行われたミーティングで山野選手がレクチャーしてくれたドライビングテクニックをご紹介します!このページをご覧の皆さんにもきっと役に立つアドバイスが満載です。また最後に、ハンドリングクラブ“プラス”で出会ったHonda車のスナップ集もお届けしますので、どうぞお楽しみください。


皆さんが共通して抱える課題を詳しくレクチャー

昼食後のミーティングでは、2つのポイントに焦点を当てて山野選手がレクチャー。実にわかりやすく、的確なアドバイスに、皆さんも納得の表情でした。
昼食後のミーティングで行われた、山野哲也選手によるドライビング・レクチャー。そのテーマとして山野選手が掲げたのが、“カウンターステアの重要性とアクセルオンのタイミング”でした。この2つのテーマは、午前中の自由走行におけるドライビングを見て、また逆同乗をするなかで山野選手が感じた、皆さんが共通して抱えている問題点から導き出されたもの。ホワイトボードを使いながら、身振り手振りを交えて、山野選手はとてもわかりやすくレクチャーしてくれました。
 
■カウンターステアの重要性について
1.なぜスピンするのかを考えること―――

クルマがスピンする状態というのは、基本的にリアが流れてフロントは流れない、振り子のような状態。リアが流れた時にフロントに“クルマの動きの支点”があることによって起こります。これを防ぐためには、単純にフロントにある“クルマの支点”を動かしてあげれば良いのです。
では、どうするか?それがカウンターステアなんですね。リアが流れたな、と思ったら、すぐにカウンターステアをあてる。フロントタイヤにグッと角度を与えてあげれば、クルマは平行移動するのでスピンしにくいはずです。リアの流れるスピードに合わせられる範囲で、そのスピードに合った形のカウンターステアをあてる。アウト方向に流れることはあるかもしれませんが、スピンはしにくくなると思います。
 
2.いかに速く、いかに多くあてられるか―――
カウンターステアをあてるタイミングについては、遅い人がほとんどだと思います。カウンターステアは、いかに速く、そしていかに多くあてられるかが重要。イメージとしては、リアが流れる前にカウンターをあてる感じですね。そのタイミングと量さえ合っていれば、クルマはスピンしにくくなるはずです。

参加者の方が持参したデータに目を通し、じっくりとアドバイス。その他にも山野選手への質問は絶えることがなく、まさに良き相談相手といった感じ。
カウンターステアをあてているにも関わらずスピンしてしまう方は、あてるタイミングが遅いか、もしくは量が少ないかのどちらかだと思います。いかに迅速に、いかにたくさんカウンターステアをあてられるかが重要ですから、タイヤとしっかりコンタクトをとって、リアタイヤが少しでも滑り出したら、すぐにカウンターステアを切る。これを意識することで、今抱えている悩みも解決するのではないでしょうか。
 
■アクセルオンのタイミングについて
1.ブレーキングポイントを奥にとること―――

サーキット走行において、実に多くの人がコーナリング時のアンダーステアに悩まされていると思います。そんな悩みの種、アンダーステアの原因のひとつに、アクセルオンが早すぎるということがあります。アクセルを踏めば踏むほど、クルマは直進方向に向かうので、曲がりにくくなってしまいますからね。

ミーティングを終え、再びスタートした自由走行。皆さんの走りを見つめる山野選手の表情は真剣そのもの。アドバイスが活かされているか入念にチェックします。
ではなぜアクセルオンが早くなってしまうかと言うと、コーナー進入時のブレーキングが早過ぎるから。つい早めにブレーキを踏んでしまうため、クリッピングポイントに辿り着く前にクルマの速度が落ちすぎてしまう。そうすると、当然アクセルを踏まざるを得なくなります。こうしてコーナリング中にアクセルを開けてしまうために、アンダーステアが発生してしまうんです。
これを解決するためのひとつの方法として、ブレーキングポイントをもっと奥にとってみるのも良いと思います。早めにブレーキを踏みたくなる気持ちはわかりますが、意識してブレーキングを遅らせてみてください。そうすれば必然的にアクセルオンのタイミングも遅くなり、ちょうどコーナー出口で踏める
ようになると思います。
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