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| ●Hondaヨーロッパ40周年記念イベントでの楽しい体験(中篇) by ポール・フレール | ||||||
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| 自動車ジャーナリストとして数限りないHonda製自動車とたくさんのHonda製バイクにこそ接してきたが、他のプロダクトというと正直言ってなじみが薄い。40周年記念イベントの会場はいくつかのエリアにわけられていて、ABSのデモンストレーション用に放水されたアスファルト舗装のテストトラックには、ジャーナリストが乗って試せるクルマとバイクが用意されていた。 近くの湖ではHonda製4ストローク(エンジン)船外機が装着されたボートを、オフロードではHonda製SUV車を、別のトラックではHonda製125ccスクーターや小型バイクを試すことができるようになっていた。 さらには250ccのHonda製4ストローク・エンジンで走るカートは、予想以上にトリッキーで面白いゴーカート用トラックを走りレースして楽しむことができた。他にも発電機やウォーターポンプ、芝刈り機といったHonda製農機やガーデニング・マシンやツールなどのデモンストレーションを見たり、実際にさわって試すことができる仕組みになっていた。こんなふうに一堂に集めて見せられると、Hondaはこんなにもバラエティに富んだ製品をつくっているのかと改めて感心する。
この記念行事が行われている期間中、多くのスタッフによって繰り返し強調されたのは、Hondaが4ストローク・エンジンの優秀性、つまり2ストローク・エンジンよりすぐれた燃費と清浄な排気をいかに早くから認め、今日にいたる長い間(1953年以来実に50年以上)その開発と改良に関わってきたかということで、そのことを語るスタッフたちの顔はとても誇らし気であった。 事実Hondaのエンジニアは、大きさ、重さ、そして潤滑という4ストロークエンジンの持つすべての弱点を創意と工夫によって克服し、世界に誇る汎用エンジンを完成させたのである。
船外機の世界でも、Hondaが市場に参入するまでは2ストローク・エンジンが市場を独占していた。この世界でもHonda製4ストローク・エンジンはその優秀性を認められ、たちまち多くのファンを獲得する。 最初は小型であったHonda製船外機用エンジンも段階的にパワーアップを遂げ、なんと今やトップモデルは225馬力のV6 VTECエンジンで、電子制御燃料噴射装置付きという堂々たるスペックである。 Hondaファンとしては船外機だけでなく、いつの日かボートもつくってほしいと思う。今回イベント会場に用意されていたボートには、下から2番目に小さくとても可愛い4.5馬力のものだったが、滑らかで静かに回り、経済性も高い上にリバース・ギアも付いていて家族で楽しんだり、釣りに利用したりとレジャー用には十分なパワーを持ったユニットであった。 |
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