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●コレクションホールで感じるHondaの情熱 1/2
コレクションホールで感じるHondaの情熱
栃木県、ツインリンクもてぎの敷地内にある“Honda コレクションホール”は、1998年3月、本田技研工業創立50周年を記念して開館しました。このホールには、Hondaが創業以来造り上げてきた四輪や二輪、汎用製品、そして歴代のレーシングマシンなど、あわせて約360台が展示されており、Hondaの「ものづくりへの夢」や「モータースポーツへの情熱」を肌で感じることができる施設として高い人気を博しています。2003年には来館者が100万人を超え、現在もサーキットでのイベントの有無に関わらず、コレクションホールには毎日のようにクルマファン、モータースポーツファン、そしてHondaファンの方々が足を運んでいるのです。
 

Honda コレクションホール
コレクションホールのエントランスをくぐると、眼前に飛び込んでくるのが大きなクリスタルガラスの美しいオブジェです。そのオブジェにはある文字が描かれていました。それは、創業者、本田宗一郎氏が自ら書いた「夢」という一文字。この「夢」こそが、本田宗一郎氏が生涯持ち続けた信念なのです。ものづくりにしっかりとした基盤を置きながらも、そこに留まることなく、いつまでも企業として「夢」を追い続ける。創業から50年以上が経過した今でも、Hondaという企業には、本田宗一郎氏の精神、「ホンダ・スピリット」が脈々と流れているのです。エントランスに掲げられた、「夢」という文字。コレクションホールに飾られている数々のHonda製品は、まさにその「夢」の集大成と言えるのではないでしょうか。
 
ここに、本田宗一郎氏が語ったある言葉をご紹介しましょう。
「製品は嘘をつかない。ほんとうにいいものなら必ず成功するんだ。ホンダのみんなが何を考えて造ってきたのか。みんなの造ったものを皆さんにお見せすればいい。こんな正直なホンダはどこにもいないぞ」
これは、Hondaコレクションホール設立のきっかけとなった本田宗一郎氏の言葉です。その言葉の通り、館内にはHonda製品が所狭しと並べられています。ホールの2階には、「人に役立つものを創ろう」というスローガンのもと生みだされた二輪市販車、四輪市販車、汎用製品が新旧問わず展示され、Hondaの今昔をじっくりと味わうことができます。また3階へ上がると、そこには目映いばかりの歴代二輪、四輪レーシングマシンが鎮座しています。「世界の頂点を目指そう」。モータースポーツという舞台で世界に挑み続けてきたこれまでの足跡を垣間見ることができるそのフロアには、たゆむことなく技術を磨き続けてきたHondaの情熱がまざまざと息づいていました。

 
写真ではわかりにくいかもしれませんが、このオブジェに本田宗一郎氏が直筆で書いた「夢」という文字が記されているのです。
また取材当日、1階にある企画展示室で催されていたのが、「Technological Challenges of INDY展」。インディの聖地、インディアナポリス・モーター・スピードウェイ内にあるミュージアム“ホール・オブ・フェイム”所蔵のマシンやエンジンなど、貴重なコレクションの数々が展示されていました(2005年6月19日で終了)。

Hondaの技術の歴史とものづくりに懸ける情熱、そしてチャレンジングスピリットを感じることができるHondaコレクションホール。ほんの一部ではありますが、展示されていたクルマやレーシングマシンなどを写真に収めましたのでご紹介します。Hondaの情熱の結晶を、どうぞお楽しみください。

二輪市販車のフロア。整然と並べられたバイクの数はおよそ150台にものぼります。 四輪市販車フロアの入り口で出迎えてくれるのは、Honda初のFF車、N360です。
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