HONDA SPORTS 50th Anniversary

「日本製のスポーツカーとして自動車史の1ページを飾り、国内外で今なお絶大な人気を誇る
Honda Sシリーズ(ASシリーズ)は生産型のS500が1963年にデビューしてから、2013年に生誕50年を迎えます。
私達、Honda Sシリーズの愛好家はクラブの枠を超えて、生誕50年をお祝いしましょう!」とのかけ声で開催された
Honda Sシリーズの生誕50年記念イベント。Hondaが四輪黎明期に生み出したスポーツカーが
「人」の幸せとともにある姿をプロカメラマンによるフォトレポートでお伝えしたいと思います。
まずは1日目の様子をご紹介します。

[1日目] 2013年10月13日(日)受付会場

9:00受付開始。栃木県ツインリンクもてぎの東パドックに集合する参加者。100台を超える「S」。
参加者は2日間で242人。海外からも 16人のオーナーが訪れました。

オープニングパレード at スーパースピードウェイ

参加した「S」がスーパースピードウェイに整列し、記念写真を撮ったあと一斉に生誕50年を祝うパレードを開始。
みなさん笑顔一杯で、Hondaスポーツのオーナーであることの誇りを噛み締めるように手を振っていました。

スピードトライアル ~フリー走行/最高速チャレンジ

スピードトライアルに先立ちデモラン。主催のツインカムクラブ会長 那須さんのS800(中央)には
自動車キュレーターの伊東 和彦さんが、S600クーペ(右)にはゲストの吉田 匠さんが、
S800 RSC RACING VERSION(左)にはゲストの川本 信彦さんが乗り込みました。
最高速チャレンジは、S600ノーマル:135.0km/h、S600レーシング:106.9km/h、S800ノーマル:155.0km/h、
S800レーシング:163.0km/hが各クラスの最高速でした。

懇親パーティ 生誕50年の喜びを語り合う

Hondaスポーツのオーナーによる50年に一度の記念すべきイベントの1日目の締めくくりのプログラム。
大きな記念ロゴを掲げ、S800 RSC RACINGを展示した会場で、参加者が「S」を所有する喜びを大いに語り合う懇親パーティです。
「S」の開発・発売にかけるHondaの想いを伝える映像上映にはじまり、海外からのお客様やゲストとして
参加した当時の開発者の紹介、最高速チャレンジの表彰なども交え、大いに盛り上がりました。
また、S600で欧州を旅してHondaのF1デビューを目撃したカーグラフィックの名誉編集長 小林 彰太郎氏もゲストとして参加され、
当時のエピソードを披露されました。その2週間後、同氏の突然の訃報に接し、ただただ驚くばかりです。
同氏は、「S」を日本の誇りとして世界に示すとともに、日本の自動車の発展に寄与された方でした。
心よりご冥福をお祈りいたします。

【ホンダスポーツ生誕50年記念イベント】

運営幹事:

ホンダツインカムクラブ(東京)

運営協力:

ホンダスポーツオーナーズクラブ(名古屋)
ホンダツインカムクラブ(大阪)
ホンダスポーツファンクラブ

文中・映像内にある「ツインリンクもてぎ」は当時の名称。現在は「モビリティリゾートもてぎ」です。

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