シビック 試乗してみよう!~おしえて道上店長! Vol.2エンジンはどうなの?

チェックポイントその2:
ハッチバックはさらにパワフル!フィーリングにこだわった6MT!

──ところで店長、ハッチバックの方はセダンよりさらにパワフルなんですね。

セダンの最高出力127kW(173PS)に対し、ハッチバックは134kW(182PS)ですからね!単純な数字の比較になってしまいますが、初代シビック TYPE Rは1.6Lで185PSだったんですよね。

──「普通のシビック」なのに、あの頃の「TYPE R」並にパワフルなんですもんね。

最高出力320PSを誇る「TYPE R」までを見据えてプラットフォームから新規開発を行ったので、このくらいのパワーは全然余裕なんですよ。

──ハッチバックの方がパワーが上なのはなぜなんです?

いろいろありますが、わかりやすいのはこの排気系の取り回しですね。センターエキゾーストの採用により、ストレート構造のエキゾーストパイプなので、パワフルにできるんですね。

なかなかスパルタンな雰囲気でしょう。

ちなみにセンターエキゾーストは「TYPE R」も採用しています。テールパイプが2本なのが「ハッチバック」、3本なのが「TYPE R」ですね。

TYPE Rはトリプルエキゾーストです!

下からも覗いてみちゃいましょう。

ご覧ください!

──店長、ノリノリですね。

だって、男心がくすぐられるでしょう。

──わかります。見るからに排気の効率が良さそうな取り回しですねえ……。

やっぱたまらないですよねえ……。

「TYPE R」との関連を感じさせてくれるのもたまらないところです。

──完全に素に戻っちゃってますね。あっ、店長!しかもこれ、マニュアルじゃないですか。

そう!新規開発の6速MTです。いやあ、とてもじゃないけど台数は出ないと思っていたんですが、なかなかどうしてお選びいただく方が多くて、私も驚いています!しかも、このMT仕様はCVT仕様よりも最大トルクがさらに上乗せしてあります。発進時からトルクがモリモリと盛り上がりますよ。

──このマニュアルのこだわりポイントは?

なんといってもシフトフィールですね。「シンクロナイザー」っておわかりですか?

──はい、存在は。

このシンクロナイザーの形状を細部に至るまでチューニングすることで、吸い込まれるようなシフトフィーリングを実現しているんですよ。クセになりそうなシフトフィーリング、ぜひご体感いただきたいですね。

──思ったより気合いの入ったパワートレーンなんですねえ。ちょっと気になってきました。

どうですか!さっそく試乗に行かれますか!

──そうですねえ、じゃあ、「TYPE R」まで見据えて開発したっていうプラットフォームのことまで伺ったら試乗してみようと思います。

かしこまりました!(Vol.3に続く)

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