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ニューINTEGRA TYPE Rの衝撃とワンメークレースの魅力:岡田秀樹 1/2

僕は、古くはワンダーシビックの時代からレーシングドライバーとしてHondaさんのクルマに乗ってきました。ワンダーシビックにはじめて乗ったときは、その素晴らしいポテンシャルに驚いたのを覚えています。圧倒的なサスペンションのパフォーマンス、高回転型エンジンの伸び、気持ちのよさを持っていました。そのレベルの高さは、歴代のシビックに受け継がれていったと思います。

そうした流れの中で、注目を集めたのが95年に登場した初代のインテグラ タイプRです。Hondaのスポーティモデルとして、大きなインパクトを持ったクルマが登場したわけです。はじめてこのクルマに乗ったときは、“こんなクルマを市販で出していいのか”と思ったぐらいでしたね。このクルマの限界を引き出してコントロールするには、かなりのテクニックが必要だと感じたのです。でも実際は、そのポテンシャルの高さから生まれる走りの高揚感、コクピットに座ったときの味が多くのユーザーの心を捉えました。

少々じゃじゃ馬的なところがあった初代インテグラ タイプRの走りを、さらに完成領域にまで高めたのが97年のマイナーモデルチェンジでした。このインテグラ タイプRに乗ったときは、これ以上いいクルマをこの価格でどうやってつくるのだろう?と思ったぐらいすべてが納得できるものでした。クイックに回頭しアンダーをかき消すターンインができるだけでなく、リアもきちんと追随しますし、ブレーキも頼もしい。こんな高いレベルの走りのクルマを、インテグラの価格帯でどこもつくれない!ぐらいに思いました。



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