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● 行ってきました! Honda Racing THANKS DAY

モータースポーツを面白い、と感じるたくさんの理由。
技術の粋を集めて研ぎ澄まされたマシンの機能的な美しさ、日常生活では考えられないスピードで走るマシンの迫力。ドライバーたちの鮮やかなテクニック、それをスタンドから見守る緊張感、高揚感、まわりのファンとの一体感。
観戦が終わった後には興奮冷めやらぬ、なんとも言えない余韻が残りますし、それから、不思議とテンションが上がったり、なんだか元気になったりもします。

往年のフォーミュラカーが並ぶガレージには、黒山の人だかり。
モータースポーツの持つそんな魅力に、テレビ観戦はもちろんのこと、ふだんのレースとは比べ物にならないような距離まで迫ることのできるイベントが、Honda Racing THANKS DAY。2006年11月23日にツインリンクもてぎで行われたHondaファンにとって年に一度のビッグイベントにもちろんスポWEBレポーターも行ってきました!

ピットには最新のマシンから往年のマシンまでがひしめき合い、いろいろと目移りしてどこから見ていいものかわからなくなるほどですし、「Honda Racing ビレッジ」と名付けられたマシンの展示スペースにはNSX-GTやワンメイクレース仕様のインテグラ TYPE R、発売前のシビック TYPE Rプロトタイプ(気の早いことに、2008年から始まるというワンメイクレース仕様のものまで)などが所狭しと並びます。中でもNSX-GTは誰でもコクピットに収まることができるとあって、大変な人気を博していました。

あちこちで行われるトークショーやイベント、おいしそうな食べ物やグッズを扱う出店を巡るのも楽しいのですが、あこがれのドライバーと触れ合いたいのなら、片時も油断できません。会場裏を選手たちがフラリと通りかかることも珍しいことではなく、あっ、と思ったときには人ごみの中に紛れてしまうこともあるからです。タッチの差で見失ってしまい悔しい思いをする…というのも、こういったイベントならではのハプニングだと言えるでしょう。

ジェンソン・バトン選手。強烈なエキゾーストノートにさりげなく耳を覆う様子も、当然と言えば当然ですが、やはり“慣れ”が違います。
さて、今回行われた様々なイベントの中でも、特に印象に残ったのは“Hondaミュージック ライブ”とでも呼びたくなる、さまざまなHondaレーシングマシンのエンジン始動デモンストレーション。
官能的なHondaミュージックですが、かなり迫力満点のサウンドですからご覚悟を。かつてのF1マシン、LOTUS HONDA 100Tのピットでは中嶋悟氏が反射的に耳を覆い、RA106のピットではジェンソン・バトン選手がさりげなく耳を覆い、ピットレーンではサインに応じていたフレディ・スペンサー氏も思わず振り向いて耳を覆う、それほどまでに強烈なHondaレーシングサウンドですが、
今回スポWEBレポーターはあえてマシンの間近で“Hondaミュージック ライブ”を楽しんでみました。

その結果はというと、LOTUS HONDA 100T、RA106、SA06の三台のF1マシンが奏でるHondaミュージックを間近で聴き終えたところ、あまりの迫力に耳が痛くなるほどでした。
それでも、世界最高峰の性能を誇るエンジンによって生み出される圧倒的な生命力が、その場の空気以外の何を介することもなく無垢の音として、生身の人間の鼓膜を震わせるというライブ感は何にも替えがたい感動を覚えます。そして耳鳴りが収まる頃にはなんとなく日頃のモヤモヤもスッキリと晴れて、すがすがしい気持ちにさえなったのでした。

ホームストレートでスピンターンを決める佐藤琢磨選手。多くのファンが喝采を送っていました。

F1やインディといったフォーミュラカー、GTカー、二輪ロードレーサーにモトクロッサー、トライアルマシン。さらにミジェットカーやストックカー、数々のHondaスポーツカー。それらが一堂に会し、スポーツカーやモータースポーツにかけるHondaの想いが、いかに大きいものかを改めて感じることのできた、Honda Racing THANKS DAY。
そして、生命力と情熱あふれるモータースポーツをルーツとし、我々の手に届けられるHondaスポーツ。
自分で積極的にクルマを操り、走らせるというライブ感もまた、スポーツカーならではの楽しみです。ステアリングから、ペダルから伝わって来るエンジンの力。タイヤとサスペンション、ボディを介して伝えられる、路面の状態。移動する上で必要な、前に進む力と向きを変える力を体中に感じながら、走ることそのものを楽しみ、そこから元気を受け取ることのできるHondaスポーツのオーナーは、ほんとうにいい選択をしたのではないかと思います。
見ているだけで、こんなにもワクワクしてくるようなモータースポーツを、自分で味わうことができるのですから!
これからも、ぜひそのすばらしい体験を思い切り楽しんでください!

シビック TYPE R プロトタイプ。2008年から行われる予定のワンメイクレース仕様のマシンもお目見えです。
会場でも注目を集めていた電動カート、モンパル。最高速度は6km/hですが、そのスポーティーな顔つきからはHondaスピリットが漂います。
スーパーアグリF1チームの佐藤琢磨選手は、往年の名マシン、マクラーレン・ホンダMP4/5にも搭乗。Hondaファンにはたまらないひとときとなりました。
中嶋悟氏。黄色いレーシングスーツは、同氏がF1デビューを果たした年のものと同じです。
ファスト・フレディこと、フレディ・スペンサー氏。さっそうとコースを疾走する様子に、当時を思い出した方も多いのではないでしょうか。
マクラーレン・ホンダMP4/5。数えきれないほどの方が出走直前のピットに集まり、このマシンが未だ多くの人々の印象に残っていることを感じさせました。

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