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僅か8時間でボディ・キットを組み立てた斬新なデザインのCR-XTARGA。フロントマスクは、何となく見たことある顔つき。 |
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スポーツカーのチューニングの盛んな国と言って真っ先に思い浮かぶのは、おそらく日本やアメリカではないでしょうか。では、欧州ではどんな様子なのでしょうか?
欧州はスポーツカー発祥の地でありながら、チューニングの分野では後発です。しかしながら、欧州でドイツに次ぐ規模を誇るフランスでは、チューニング市場は2億ユーロ(約300億円)に及んでいます。
主なチューニング内容を具体的に挙げると、ホイールやタイヤが全体の32%でトップ。次にカー・オーディオが21%、エアロ・パーツなどのボディまわりが16%、ステアリングやシートなどの室内関連が9%、シャシーやショックアブソーバーなどの足まわり関連が7%、そして、エンジンやマフラーが6%と続いています。
(パリ・チューニングショー主催者調べ)
そのようなチューニング市場を持つフランスでは、毎年2月に「パリ・チューニングショー」が開催されています。2006年で8回目を迎える同チューニングショーは、パリのシャルル・ド・ゴール空港に近いブルジェという展示会場で2月23日〜27日に開かれ、週末には1日で17万人が訪れるほど盛況でした。
出展社数はおよそ100。10代から30代までの若い人たちの来場が目立つ会場内を掻き分けるように歩いていると、「HONDA CR-X TARGA」という文字が目に飛び込んできました。ところが、そのクルマはCR-Xには全く見えません。再度、表示を見直すと「ボディ・キット、僅か8時間で組み立て」と説明書きがありました。そこはホイールやボディ・パーツ専門店のブースのよう。さっそく、手掛けた方に話を伺ってみました。
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| レース仕様にカスタマイズされたHonda車も数台見られた。写真はシビック。 |
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ポーランドに本社を置き、欧州で市場展開する会社のマーケティング・ディレクターという肩書きを持つビゾウスキーさんは、昨2005年の6月に同CR-Xのスペシャル・プロジェクトをスタートしたそうです。コンピューター上でデザインを起し、試行錯誤した結果、フロントは完全交換、一方、セキュリティを考慮してサイド部分はオリジナル・ボディの上に被せる方法を採用。リア部分はV字ラインを意識した斬新なデザインに。その他、サスペンションやホイール、ライト類なども交換したとのことでした。
このCR-Xのカスタマイズぶりは多少特殊ですが、同ブースで他に4〜5台ほど展示されているなかには、フロントマスクやリア・スポイラーなどの現実的なキット類も陳列されていました。カタログを見ると、同社では日本や欧州を中心とした18メーカーを対象にしており、その中でシビックをトップにHonda車のページ数が飛び抜けて多いのです。欧州で自分だけのオリジナルカーを求めるエンスージャストにとって、Honda車は最も魅力あるブランドの一つということのようです。
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ツートンカラーにホイールが映えるアコード。展示と同時に販売もされていた。 |
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(次回に続く) |