欧州のHondaスポーツカー ミーティングを訪ねて。NSX & HONDA SPORTSCARS CLUBのサーキットイベント

欧州でも、NSXをはじめとするHondaのスポーツカー人気は高く、各地でいろいろなイベントが開催されています。
これまでスポーツカーWebでも、S2000のクラブツーリングや、サーキット走行会、ニュルブルクリンク24時間レースなど、
さまざまなイベントをレポートしてきました。今回は、2008年8月に、欧州のNSX & HONDA SPORTSCARS CLUBが開催した
サーキットイベントをフォトレポート形式でご紹介したいと思います。
NSX & HONDA SPORTSCARS CLUBは、スイスやフランスのメンバーを中心とし、
欧州のHondaスポーツカーファンが集うクラブです。会長を務めるズッカーさんの呼びかけにより、
日本と米国から有志のNSXオーナーが参加。もちろんNSXの開発責任者である上原 繁氏も参加しました。
有志の参加により、結果として世界の主な国のNSXオーナーが集う、かつてないイベントになりました。

今回のイベントを主催した、NSX & HONDA SPORTSCARS CLUBの会長ズッカーさんは、右から2番目の方。右端がTHE NSX CLUB OF AMERICAの会長バスタンザさん。左端はNSX CLUB OF JAPANの富吉さん。まさに世界のNSXオーナーが一堂に会した貴重な写真です。水色のレーシングスーツは、元スイスHonda社長のサージさんです。上原さんが腰掛けているのは、サージさんのNSX。サーキット仕様ですね。

欧州のサーキットイベントは、とにかく走りまくる!
午前中走り、ケータリングの昼食を食べ、ゆっくり休んで午後ふたたび徹底的に走る。彼らのスタミナは、目を見張るばかりでした。

ジュネーブのポルシェクラブとの共同開催であるため、ポルシェも一緒に走っています。プレリュードやシビック、S2000などもたくさん走っていました。

記念写真撮影のために、コース上に集まる参加者たち。

欧州にもHondaスポーツカーのファンは、たくさんいますね!

夜は、ル・マン24時間レースのコースサイドにあるレストランでパーティ。24時間レースでは、このレストランの横のストレートをル・マンカーが走るのです!

まずは店の屋外にあるテントでシャンパンを味わいながら、雑談〜オープニングセレモニー。クラブのおおよそのメンバー、各国から来たゲストが紹介されました。ズッカーさんが、「NSX by HONDA」と記された記念のピンズを上原さんにつけてあげているところです。

上原さんから会長のズッカーさんに、記念のプレートが贈られました。重厚なプレートにとめられているのは、かつてのHonda Sシリーズ用の「Honda」エンブレム。

日本のNSXオーナーからも記念の絵画、そしてアメリカのオーナーからも。

元スイスHonda社長のサージさんには、本田技術研究所のスポーツカー開発チームから、NSXのサイドシルやピストンを使ったオブジェが贈られました。NSXやS2000の開発、欧州でのHondaスポーツカークラブの振興に対する感謝の気持ちです。やはり、「人」がいいクルマをつくるんですね!(大きなものなので、当日は目録の写真が手渡されました)

翌日、サーキット内の駐車場で、コアなHondaファンの集まりを発見。Tシャツに日本語で「クラブ ホンダプレリュード」と書いてありました。

VTECエンジンに換装された、プレリュードのエンジンルーム。「すごく快調だよ!僕のプレリュードはとてもエキサイティングなんだ。これから走るから隣に乗るかい?」と、誘われた上原さん。
残念ながら、次の予定があるため辞退されました。

ル・マン24時間レースのときにも使用されるブガッティサーキットのプレスルーム。手前の左から2番目の席は、故ポール・フレール氏がいつも使っていた席です。

その席は、ご覧のように故ポール・フレール氏の名前を刻んだプレートが貼られ、今も同氏のために、確保され続けています。

プレスルームの席の近くに、故ポール・フレール氏の肩書き、1960年のル・マンでの勝利、2001年のスピリット・オブ・ル・マンでの勝利を称え、この場所が同氏のサロンであったことを語るパネルも掲げられていました。

上原さんは、ル・マン24時間レースのときに使用される表彰台に特別に立たせてもらうという貴重な経験もされました。

そのあと、ズッカーさんをはじめみなさんに別れを告げ、ブガッティサーキットをあとにしました。日・米・欧のNSXオーナーが集まった今回のイベントは、来年のNSX誕生20周年につながる貴重な一歩だったかもしれません。NSX、そしてたくさんのHondaスポーツカーオーナーは、世界中で「Honda」を思いっきりエンジョイしていました!

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