「いつかこの日が来ると思っていました。10年の節目が来たとき上原さんは『つくり続ける』と言いました。そうすると、次の節目として誕生15年になるかな・・ということをある程度考えてはいました。
仲間ともよく話しますが、NSXの生産が終了しても我々オーナーは何ら変わらないですよね。今まで通り乗り続け、NSXの素晴らしさ、そして仲間との交流を楽しみ続けるだけです。
そう考えられるのは、すでにNSXを所有しているからです。所有されてない方にとって、これから欲しいと考えられていた方にとって今回のニュースは残念だったことでしょう。生産が終了してあらためて、今までよりずっと『NSXを所有していてよかったな』と感じます。
だから大切に乗り続けたいですね。Hondaさんもメンテナンスを行うと言ってくれているので、とてもうれしいです」
「これから次の『NSX』がどうなるか、Hondaさんのことだからきっといいものをつくってくれると思います。それはそれで楽しみです。ただ、私たちが感じているのは、上原さんたちがつくったミドルウエイトでMRのNSXはとても乗りやすいですし、今後NSXがどう進化しようとも、歴史に残るクルマだと思います。
また、NSX fiestaが年々盛んになっていくのは、販売台数の推移と相反していることだと思います。NSXを中心にしたオーナーの輪は、着実にひろがっていっているわけです。NSXがなかったらこんな集まりも存在しなかった。私は、NSXというスポーツカーそのものの価値に加えて、NSXから生まれた人の絆も大きな価値があると強く感じます。NSXがなかったら、世界第一級のスーパースポーツには乗らなかったでしょうし、今日この会場にいる方々とも巡り会わなかったと思います。そういう意味で、本当にNSXに感謝しています」
「生産中止ではなく、生産終了なんです。途中で止めるのではなく、予定したことが終ったからやめるんです。NSXはNSXで完結しているんです。私はそう思っています」
「15年というと、自動車が誕生してからの歴史にくらべると短い。ましてや、さまざまな文化の歴史と比べると微々たるものでしょう。しかし、15年でこれだけの人々が集う基盤ができた。これは、日本を代表するスポーツカーのひとつの文化だと思います。この集まりの中に自分が参加できて本当にうれしい。このような場、そしてNSXをつくってくれたHondaに心から感謝します」
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