215台、430人の参加ですね。とにかくいろいろな国から来ていました。イギリス、フランス、スペイン、ドイツ、ベルギー、イタリア、ポルトガル、ポーランド、フィンランド、ノルウェー、ギリシャ、トルコ、ルクセンブルク、ウクライナ、アイルランド。15カ国です。すごいな。


もちろん自走です。イギリスから来たオーナーも、走って来たと言っていましたよ。


イベントは、土曜・日曜の2日間です。両日ともめいっぱい走り込むツーリングで、最高に気持ちよかったですね。
私は、前々日の木曜日に、会場となるトレントより南に位置するヴェローナに降りて、そこで一泊。翌金曜日の午前中は、ロミオとジュリエットで有名なヴェローナの街を観光しました。それから夕方までかけて、北のアルプスの麓まで移動してトレントのホテルに入りました。
途中、ブレシアというところ…ミッレミリアのスタート地点に寄りました。その後、トレントへ向かっていると、いろいろな国からS2000が集まってくるんです。いいんですよ、そういう雰囲気が。いきなりトレントの空港に降りるのではなく、参加者と同じように、スイスHondaから借り受けたS2000で走ってトレントに向かい、近くなるとだんだんS2000に頻繁に会うようになる…。気分が高揚していくのを感じました。トレントに近づくにつれてもうお祭り騒ぎです。仲間に会うとクラクションを鳴らしたりして。


そう。オープンカー同士のコミュニケーションというのはいいですね。お互いの感情が伝わりやすく、盛り上がります。
私たちのS2000の走りもよかった。最後に欧州で追加されたアルティメイトエディションです。エンジンが240馬力ですが9,000rpmまで回る2リッターのままで、足回りはファイナルのセッティングです。


いくつかのホテルに分散してクラブ単位でチェックインし、ひと休みしてからメイン会場となるホテルに集まりました。
夜8時くらいから序々に集まりはじめ、全員が揃ったのが9時ごろでした。食事は、ケータリングです。430人もいますからね。でも、ビュッフェ方式ではなく、皿に盛りつけてサービスしてくれる形式でした。
会場は、前方にステージがあり、その前に客席が並んでいて、その後ろにディナーテーブルが各国のクラブ単位で用意されている感じです。
イタリア、イギリス、スペイン、ポルトガル、フランスのクラブの会長たちとテーブルを囲み、お互い紹介し合いながら食事をしました。どの方も、本当にS2000を愛していて、「こんな素晴らしいクルマをつくってくれてありがとう」「シンプルでピュアなスポーツカーをつくってくれてありがとう」と感謝され、私の方こそ「S2000のオーナーになり楽しんでくれてありがとう」と感謝の言葉を返しました。
しばらくするとサインを求める方が多くなり、終わってホテルの部屋に戻ったときは12時を回っていました。アメリカでもそうでしたが、とにかく朝早くから夜遅くまで彼らは元気です。

世界遺産に登録されているというヴェローナの街。ミラノとベネチアの中間あたりに位置する。市内には、古代ローマの円形劇場が残っているという。

ヴェローナはまた、シェイクスピアの『ロミオとジュリエット』の舞台としても有名。これはジュリエットの像。

かの有名なジュリエットの家のテラス。ここであの名台詞がささやかれたのだろうか。

上原さんがスイスHondaから借り受けたS2000 アルティメイトエディション。グランプリホワイトのボディカラーにカイザーシルバー・メタリックのアルミホイール、赤いレザーシート、アルミシフトノブが採用されている。

初日のディナーからサインを求められる上原さん。初の合同ミーティングにして、初の開発責任者との出会いに、参加者は興奮を隠せないようすだった。

初日の全体ツーリング。向かう道は、アルプスへと続く果てしないワインディング。清々しい空気のなか、ルーフを開け放って走りを楽しむ参加者たち。

雪の山のなかの駐車場でランチをとる。雪があるが、ご覧のように薄着で十分の陽気。上原さんの背後のS2000の右リアに、ギリシャの国旗が見える。

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