Enjoy Honda Sports Enjoy Honda Sports TOP Sportscar web TOP Hondaホームページへ Sportscar web TOP
Spirit of Honda SportsEnjoy Honda SportsLet's try! Sportscar DrivingHow to Do! Driving Meeting
Enjoy TOP前篇後篇
●欧州の小さな国に集ったジャパニーズ・クラシックカー(前篇)

皆さんは、ルクセンブルグという国をどの程度ご存知だろうか?正式名ルクセンブルグ大公国は、ベルギーとフランス、ドイツに囲まれた人口40万人強の国。約2500平方キロメートル、わずか佐賀県程度の広さしかない小さな国ながら、国民一人当たりの国内総生産は世界で1、2を争うという優良国。この地で日本大使館後援による“Japan Classic Days(ジャパン・クラシック・デー)”なるものが6月25日(土)、26日(日)に開催されたので、そのレポートをお伝えしよう。
 
“ジャパン・クラシック・デー”とは、ジャパニーズ・クラシックカーを対象にしたミーティングで、今年で3回目を迎えた。

ペッティンゲン城の跡地に集ったジャパニーズ・クラシックカーたち。古城とクラシックカー。いい雰囲気である。
場所はルクセンブルグ市から北へ20km程度のペッティンゲンという小さい村にある、古城の跡地。ここに地元のみならず、隣国のベルギーやドイツ、スイス、オランダ、さらにはイギリスやスウェーデンと、欧州7カ国の人々が愛車を自走して集合した。1985年までのクルマをクラシックカーと定義し、それらの懐かしいクルマから最近生産されたクルマまで、実にさまざまな日本車が80台ほど勢ぞろいした。具体的には、日産ダットサン2000ロードスター(1969年)、トヨタ・クラウンMS-55(1968年)、マツダRX-7(1981年)、スズキSC100(1983年)という具合である。
 
そしてHondaについては、インテグラのベースとなったクイント、欧州名Quintet(クインテット)の1983年型がエントリーしていたものの、残念ながら当日キャンセルに。同イベントの代表であるメルシオールさんによると、「数は少ないけれど、ルクセンブルグでは結構見かけますよ」とのことだ。当日、集まったHonda車はプレリュードSN(1982年)、CR-X(1990年)、NSX(1991年)の他、シビックやアコード、S2000らが13台ほど展示されていたが、そのなかでも最初に目に入ったのは赤のNSXであった。というのも、「触れないで!」というプレートと共に、クルマの周囲にポールが立てられていたからだ。そのNSXのオーナー、ルクセンブルグのティルさんは、NSXを5年前に新車で購入したそうなのだが、本当に大切にしているようで、あまり人に触れられたくない、という思いがあるようだ。ちなみにルクセンブルグにはNSXは20〜30台ほど存在しているらしく、実際、展示車のなかでも注目度が高いのだろう。

このイベントに集まったのはクラシックカーだけではない。真っ赤なNSXは、会場でひときわ目を引く存在だった。
また、今回のイベントに2台のプレリュードを参加させたドイツのベルナールさんは、一風変わったエンスージャストだった。今から約15年前のこと、スクラップ直前のプレリュードを2万円程度で購入。それ以来、同種のプレリュードを安く手に入れては、オリジナリティ溢れるプレリュードへと蘇生させている。例えば、エアコンを設置するという簡易なものから、MTをATに改造するという離れ業まで趣味として自分の手で行っているのだ。これまでベルナールさんが購入したプレリュードはなんと15台。現在手元にあるのは6台で、その内カブリオレ1台を含む3台が実際に動くそうだ。
日本から遠く離れた欧州の小さな国にもHondaファンが存在し、多くのHonda車がしっかりと息づいているとは、なかなか感慨深いものがある。

後篇に続く
「『NSXはジャパニーズ・フェラーリなんだ!』っていつも僕は言っているんだ」と、NSXを褒めちぎるティルさんと奥さん。 ペルナール氏(中央左)の本職は、ガスや水道などの技術者。その腕を利用して、オリジナルのプレリュードを生み出している。
ティルさんのNSXをはじめ、CR-Xやシビックの懐かしい姿も。ティルさんのNSXには「触れないで!」のプレートとともに柵で囲まれていた。 代表のメルシオールさんに日本車の魅力を尋ねると、答えは簡潔だった。「クオリティと信頼性と、そしてコスト・パフォーマンスだね」
Enjoy TOP前篇後篇