Honda Sports[新たな喜びをもたらす革新があるか。日本のクルマを面白くするために。]

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初挑戦で世界最高峰のF1へチャレンジングスピリットを磨くために。

まだ四輪車をつくって間もない1964年の1月、
Hondaは、四輪レースの世界最高峰であるF1への挑戦を宣言した。
はじめての四輪レース参戦で、いきなり世界の頂点のレースに挑んだのだ。

はじめはエンジン供給の予定だったが、搭載マシンの都合がつかず
マシンすべてをHondaで自作して臨むことになった。
そして、アイボリーホワイトのボディに日の丸が描かれたF1マシンがつくられた。
RA272は、1964年8月のドイツ・ニュルブルクリンクサーキットでデビューし
3戦を戦った1,495ccの12気筒エンジンを横置きする独創のマシン、RA271の進化版。
1965年の最終戦、メキシコGPでHondaにF1初勝利をもたらした。
HondaがF1に参戦してわずか11戦目にして得た勝利だった。

Hondaは自動車をやる以上、一番困難な道を歩み、より品質の高い製品を
提供することにこだわった。F1への挑戦も同じ。一番困難な道を選んでの挑戦である。
勝っても負けても原因を追求して技術を高めていく。Hondaは、F1への挑戦により
自動車づくりにおいて世界一へ果敢に挑むスピリットを磨いたのだ。

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