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いつまでも
運転を楽しむために

いつまでも運転を楽しむためにいつまでも運転を楽しむために

運転に集中することが大切

高齢になると、たくさんのことを一度に取り入れて判断することが苦手になるようです。例えば、「家を探しながら運転している」ときには、若い頃に比べて危険な情報を見落としがちになります。
いつまでも安全に運転を続けていただくためには、こうしたことを頭に入れて、運転そのものに集中する必要があります。クルマで出かけるときには、出発前にルートを確認しておくなどの準備をしておきましょう。これまでの豊富な運転経験を活かし、危険を予測した運転をこころがけることで、若い人以上に安全な運転をすることも可能です。
また、運転には心理状態も影響してきます。心配ごとがあると、運転中ついそちらに気をとられ、集中力が妨げられてしまうことがあります。地域の中に、相談できる仲間をつくることも安全性を高める上では大切なことだと言えるでしょう。

ワンポイントアドバイス事故を未然に防ぐための
基本ルール

すべての席でシートベルトを着用

後部座席でもシートベルトの着用が義務化されました。後部座席でシートベルトを着用していないと、交通事故にあったときに自分が「車内の構造物に激突するなど大きな被害をうける」「車外に放出される」だけでなく「前席の乗員に危害を加えてしまう」危険性があります。
自分はもちろんですが他の乗員の安全を守るためにも、シートベルトを着用する必要があります。家族や友人へ、シートベルトの着用を呼びかけてあげてください。

クルマの後席でもシートベルトの着用が義務化されたことを説明するイラスト

75歳以上の運転者は、運転するクルマに
高齢運転者マークを表示しなければなりません

全てのドライバーが、高齢運転者マークを表示しているクルマに対して、幅寄せをしたり、必要な車間距離が保てなくなるような進路変更をしてはならないと決められています。高齢者マークを表示することで、他のドライバーに、より安全に運転するように注意を呼びかけることができます。ただ、そのためには全てのドライバーに、高齢者の運転の特性を知ってもらい、マークを見たら車間距離をとるなど安全運転を心がけてもらうことが大切です。

75歳以上は高齢者マークの表示が義務化されたことを説明するイラスト

【動画】安全運転のポイント クルマ編