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なぜ、夜、無灯火で自転車を走らせるのですか?
裏道を走っているとき、いきなり自転車が現れてぎょっとした。薄暗い交差点で、横断中の自転車に気付かず、横断歩道の手前で急ブレーキを踏んだ。そんな冷や汗体験はありませんか。
ライトをつけている自転車と無灯火の自転車、圧倒的に無灯火が多いのが現状です。どうやら「ライトをつけていなくても、自分はクルマに見えている」と思っているようです。でも、実際は見落とされることが多い。黒っぽい服を着ているとき、雨が降っている夜などは、なおさらです。
「自転車のライトは光量が少ないから、点灯してもしなくても同じ」「外灯が明るい商店街では、点灯する必要がない」「ペダルが重くなる」など、みんなさまざまな理由をつけて、無灯火で自転車を走らせています。しかし、自転車の無灯火走行はルール違反で、灯火義務が道路交通法に明記されています。(道路交通法52条第1項)
薄暮時の早め点灯など、ドライバーは光によるアピールの効果を知っているはず。点灯の効果を、もう一度考えてほしいのです。
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無灯火走行は女性と若者に多い
東京郊外の住宅地で、無灯火走行の自転車を観察した調査によると、無灯火率は20〜30代で男性48.3%、女性61.0%。40代以上は男性23.0%、女性50.0%。女性のほうが無灯火率が高いという結果が出ました。男性に比べ女性はクルマの免許を持たない人も多く、点灯の必要性を理解していないのかもしれません。免許を持っていても、夜間の運転経験が少ないために、いかに無灯火の自転車が危険かという認識不足ということも考えられます。
また、学生の無灯火率は男性72.8%、女性73.8%と、大多数が無灯火派。若者ほどリスクをおかしやすい傾向は、自転車の無灯火にも表れています。
(鉄道総研調査) |
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「ブロークン・ウィンドウ」って?
「放置自転車禁止」と書かれた場所に自転車を停めるのは気が引けるけれど、1台置いてあれば「あ、停めていいんだ」と思うのが人の心。1台が2台に…と、次々と自転車が集まってくる結果となります。
「心理学に「ブロークン・ウィンドウ(割れ窓)理論」というのがあります。普通のクルマとフロントガラスの割れたクルマをそれぞれ住宅街に放置。1週間後、普通のクルマは変化がなかったが、窓の割れたクルマは次々にガラスを割られていました。小さなミスはそれが許されると罪の意識はなくなってしまう、たとえ罪の意識があっても、ここまで許されるならもう少しと、自分で勝手にこじつけてしまう。違法駐輪も無灯火も、最初はたった一人のルール違反から始まるのです。 |
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