トラフィック・マナー
安全啓発小冊子「トラフィックシリーズ」
人・自転車対クルマ/携帯電話「守らなくても注意や罰を受けたりしない」

携帯電話で話したり、メールチェックしながら歩いたり、
走ったりしていませんか?

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携帯電話で話したり、メールチェックをしながら歩く人、自転車に乗る人が当たり前になってきました。話に夢中でクラクションを鳴らされるまで気付かない自転車、メールをしながら前を見ないで横断歩道を渡ってきて、人とぶつかる歩行者を見て、「危ないなあ」「迷惑だなあ」と思っても、ポケットの携帯電話が鳴れば、自分も同じことをしてしまう…。

歩きながら携帯電話を使っても、しかられたり、罰金を取られることがない。だから、みんな平気でマナー違反をするのでしょう。ドライバーも同じこと。ルール違反と知りつつ、運転中に携帯電話を使います。

でも現実に、携帯電話が原因の事故は増えています。混合交通の中にいるのにもかかわらず、自分の世界に入り込んで、周りを考えない人がどんどん増えている交通社会にも時代が反映されています。

「注意されないから大丈夫」という身勝手な思いが、取り返しのつかない事故につながることを、もう一度考えてみてください。


自動車運転中の携帯電話の危険性

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携帯電話等の使用に係る交通事故発生件数は、平成10年中は2648件。11年11月1日の法改正で運転中の携帯電話の使用が禁止となり、平成12年中は1453件まで減りましたが、13年中は3040件と再び増加、14年中は2847件、15年は2597件とあまり減ることなく推移しています。事故が起きるのは、受信操作をしているとき、事故の種類は車両相互の追突事故が多い。また、カーナビ等を使用しての事故も平成12年中は190件だったものが、13年中は1415件、14年中1307件、15年中1098件と高い水準で推移しています。(警察庁資料)

運転中の携帯電話が危険なのは、視線は前を見ていても、意識は向けられていない心の脇見になっていたり、片手で持って話すために運転操作が不安定になるから。とっさのとき、的確に反応ができず非常に危険です。


あなたに伝えたい

「車内への脇見」に注意!

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平成15年、ドライバーの脇見運転が原因で発生した事故は15万3383件と第2位。発生件数の17%を占めています。(警察庁資料)

脇見運転というと「車外への脇見」をイメージしますが、実は「車内への脇見」もけっこう多いのです。

車内には、ドライバーの注意や視線をそらせる危険がたくさん潜んでいます。CDを入れ換える、お菓子を食べる、助手席の友人との会話に夢中になる。渋滞中に、振り返って探し物をする、携帯メールを打ったり、着信履歴をチェックする人も珍しくありません。このようなときは注意散漫になっているので、周囲のクルマが突然車線変更してきたときなど、とっさに対応できません。車内への脇見の危険性を改めて認識してほしいと思います。


 
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