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なぜ、渡ろうとしている歩行者が 横断歩道にいても止まらないのですか?
信号機のない横断歩道に、歩行者が「右、左」と大きな動作で確認をしているのに、行き交うクルマは知らん顔。
歩行者としての自分が「なかなか渡れない」と困ったり、クルマとぶつかりそうになって、ヒヤッとした経験は誰にでもあるのではないでしょうか。
では、ドライバーのあなたはどうしていますか? 横断歩道を渡ろうとしている人がいたら停車して、「どうぞ」と譲っていますか。それとも「自分が止まらなくても、いつかは渡れるだろう」と通過してしまいますか?
もし後者だったら…。「信号のない横断歩道で、横断している歩行者や横断しようとしている歩行者がいる場合、ドライバーはその手前で一時停止をして歩行者に道を譲らなければならない」。(道路交通法38条第1項)思い出していただけましたか? 教習所で習った基本ルールを。
人対クルマの事故の多くは、道路横断中に起こっています。ドライバーが歩行者を思いやる気持ちを持てば、事故を減らすことができるのです。
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歩行者の半分はルールを守っています
歩行中の違反は減少
平成15年の事故統計によると、人対クルマの事故は、歩行者側に「法令違反のない」事故が増えて、前年比3.2%増。過去10年間の推移で見ると、平成5年の1.38倍となっています。つまり人対クルマの事故は、歩行者のルール違反というより、ドライバーのルール違反で起こっていると、データは語っています。
歩行者の法令違反を見てみると、「飛び出し」が最も多くて全体の10.4%、次いで「横断歩道外横断」で全体の7.9%。年齢別では、15歳以下(全体の36.4%)と高齢者(同23.1%)に多く、この2つの層で事故全体の6割を占めています。(警察庁資料) |
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子どもが手をあげるのは、それなりの理由がある
幼稚園や小学校で、子どもたちは「手をあげて、右を見て左を見て、また右を見て横断歩道を渡りましょう」と教わっています。でも、なかには横断歩道に立ち、渡れないで困ったような顔をして、きょろきょろしているだけの子もいます。
教わったことを実行するのは簡単なことではありません。また、手をあげればクルマは止まってくれると教わったのに、実際は止まってくれなかったら…。
子どもたちには、なぜ手をあげるかを教えてあげましょう。ドライバーから身長の低い子どもは見えにくいこと。クルマが左側通行をする日本では慣習として右手よりも左手をあげて渡る方が、子どもの目から近づいてくるクルマなど周囲の交通環境の変化に気づきやすいことがあります。
一生懸命に手をあげている子どもを見たら、温かい気持ちで道を譲ってほしいのです。 |
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