トラフィック・コミュニケーション
安全啓発小冊子「トラフィックシリーズ」
追突
  気づいた時には遅かった・・・・・・。
脇見運転していませんか?しっかり合図を送っていますか?
イラスト 前を行く車が急ブレーキを踏んだので追突してしまった。ウィンカーを出さずに進路変更してきた車と接触してしまった‥‥。大事故に遭遇したことはないけれど、小さな追突を起こしたことがあるという人はけっこう多いのではないでしょうか。実際、軽傷事故では、追突がその33・3%を占めています(平成16年)。
  追突の原因で最も多いのは「脇見」「他の物に注意」ですが、「思い込み」も少なからず影響しています。「前のクルマは減速しない」「右左折はしない」と思い込んで追突するのは、その典型です。もちろん追突される側にも問題があります。駐車場に入ろうとして突然止まったり、ウィンカーを出さずに進路変更をしたら相手がよけきれないケースも。
  結局、ひとりよがりの行動が追突を招いているのです。追突を防ぐためには周囲の動きを予測しながら走ること。同時に「曲がりますよ」「止まりますよ」「追い越しますよ」と自分の行動を周りの運転者に伝えていくことが大切です。 
  「目立たない分岐路」に潜む落とし穴
イラスト  追突は交差点付近よりも、信号がなく、比較的スムーズに流れている単路で多く発生しています(追突の61・8%)。なかでも市街地の単路は42・2%と圧倒的に高くなっています。それは交差点付近では「先行車は減速するかも」と予測しながら走るのに対して、単路では「流れているから大丈夫」という油断からくるもの。しかし現実には、ガソリンスタンドやレストランへの出入り口など「目立たない分岐路」が存在しています。工事や事故による渋滞、突然停車した車など、流れを乱す存在はいくらでもあるので、とくに道路左端を走ることが多い二輪車は注意が必要です。また、前の車が急ブレーキをかけても「バイクは横によけられる」と思うのは勘違い。速度が速いほど、また、重量が重いほど慣性が大きく働いてまっすぐに進むので、よけきれず追突してしまいます。二輪車にも適度な車間距離が必要なのです。
To Driver & Rider
  追い越し・追い抜き ― 相手に意思を伝えよう
イラスト  追い越し車線のある高速道路・一般道路では、ウィンカーを出して意思表示をし、車間距離を十分とってから追い越し車線に出て追い越しましょう。いきなり追い越すのではなく、一度追い越し車線に出てから徐々に加速するほうが相手にも追い越しすることを理解されやすく、自分自身も安全です。
 とくに、二輪車は四輪車のぎりぎりを追い抜くのではなく、追い越し車線を利用しましょう。また、四輪車の真横や斜め後ろの死角に入って走行しないこと。ドライバーから見ると、急に二輪車が視界に現れて追い抜いて行ったという印象を受けます。お互いに見る、見られる関係でいることが追突を防ぐカギです。

 
  ●はじめに
 
出会い頭事故 右折直進(右直)事故
追突 単独事故(二輪車)
高速道路の走行 ●ドライバーからライダーへ、ライダーからドライバーへ
●特別付録:クルマとバイクのメッセージカード(PDF:814KB)  
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