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自転車が加害者となり
多額の賠償金を支払うことも!

自転車でも、加害事故を起こした場合は、
多額の賠償金を請求される場合があります

自転車の運転者は誰もが、事故の被害者になるばかりではなく、加害者になることもあるのです。交通ルールを守らなかったり、危険な走行で事故を起こしてしまった場合、クルマやバイクの運転者と同じように、「刑事上の責任」、「民事上の責任」を問われることがあります。加害事故を起こした場合は、刑罰を受けたり、多額の損害賠償金を請求されることもあります。また被害者の家族や友人、自分の家族や友人が悲しんだり、苦しんだりしてしまいます。このように自転車の事故は、自分だけの問題でなく、多方面に影響が及ぶこともあるということを考え、自転車の運転者として交通ルールを守り、安全に自転車を利用しましょう。

自転車関連事故は減少しているが、
対歩行者事故は横ばい。

令和2年中の自転車関連事故の件数は、67,673件で年々減少しているものの、対歩行者事故については毎年2,000件以上発生しており横ばい状態となっています。自転車は運転免許のいらない便利な乗り物である反面、人に危害を及ぼす恐れがあります。自転車に乗る時は歩行者優先の意識をしっかりもって走行しましょう。※警察庁資料より