教育・トレーニングの内容、手法、教育機器の研究・開発では、今年は、高齢ドライバー用と企業ドライバー用の新教育プログラムを開発し、現在、試行しながら効果確認などを行っています。
新プログラムのコンセプトは、「教え込む」のではなく「気づかせる」教育です。映像機器やシミュレーターを導入することで、受講者が自分の運転行動を映像やデータを通して、客観的に振り返ることが可能なプログラムをめざしています。
自分で問題点に気づき、自分で解決策を考え、実行し解決する、指導者は答えを押しつけない、という交通安全教育の理想に、一歩近づくことが目標です。
企業ドライバー向けに開発中のプログラム「弱点克服コース」は、運転の弱点を集中的に改善するもので、 2 つの要素からなっています。
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心理調査票と実走行診断結果で、受講者の特徴を個別に明らかにする |
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多発型事故予防に関わる受講者の運転行動を、映像機器などを使い、個別に明らかにする |
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この 2 つの組み合わせで、受講者は問題を発見し、解決に向かうことができます。現在、交通教育センターレインボー 浜名湖で効果確認中です。
高齢ドライバー向けの教育プログラムも、受講者の運転中の映像記録などを見ることによる「気づき」が教育目標ですが、スクール受講後も日常生活の中で「気づき」独習ができる仕組みを特徴としています。
インストラクターがきめ細かく対応できるよう少人数制とし、元気で楽しく、わかりやすくて役に立つプログラムに仕上げたいと考えています。
私どもは、教育プログラムなど開発したソフトを社会に提供することについても、三重県の「あやとりぃ」「あやとりぃ 長寿編」の例のように大切な仕事と考えています。地方公共団体などとの連携のあり方についても研究していきたいと思います。 |