• リコール届出番号:3313
  • 届出日:平成26年2月27日
    リコール開始日:平成26年2月28日

スーパーカブ110 MD、50 MDのリコール

概要

不具合の部位(部品名)

制動装置(前輪用ブレーキケーブル)

基準不適合状態にあると認める構造、装置又は性能の状況及びその原因

販売店オプション部品として設定し販売した寒冷地用前輪ブレーキケーブルを装着した車両において、ケーブルエンドへのインナーワイヤー鋳込み位置が不適切なため、坂道などの駐停車時に使用するパーキングレバーの操作を繰返し行うと、ケーブルエンドが破損し、前輪ブレーキが利かなくなるおそれがあります。

改善箇所説明図

改善措置の内容

前輪用ブレーキケーブルを点検し、販売店オプション部品の寒冷地用前輪ブレーキケーブルが装着されている場合は、良品と交換します。

自動車使用者及び自動車分解整備事業者に周知させるための措置

・使用者:ダイレクトメール等で通知します。

・自動車分解整備事業者:日整連発行の機関誌に掲載します。

・改善実施済車には、車台番号付近にNo.3313のステッカーを貼付します。

対象範囲

車名

型式

通称名

対象車の車台番号の範囲及び製作期間

対象車の台数

備考

ホンダ
EBJ-JA07
スーパーカブ110 MD
JA07-3080009~JA07-3112880
平成21年9月28日~平成23年11月9日
32,872
郵政専用車両
EBJ-JA10
JA10-3080201~JA10-3086418
平成24年6月8日~平成24年9月27日
6,218
JBH-AA04
スーパーカブ50 MD
AA04-3080201~AA04-3081782
平成24年6月8日~平成24年9月14日
1,582

 

(計3)

(計2車種)

(製作期間の全体の範囲)
平成21年9月28日~平成24年9月27日

(計40,672)

 

  • ※(備考)本届出は、平成23年5月17日付け届出番号「2747」、平成25年9月12日付け届出番号「3226」および新大洲本田摩托有限公司による平成25年11月7日付け届出番号「外-1982」にてリコール届出を行ったものですが、販売店オプション部品として出荷した分の届出を行うものです。 なお、当該寒冷地用前輪ブレーキケーブルを装着している車両が特定できていないものについては、同日付けで自主改善を実施します。
  • ※対象範囲の一部には、改修対象ではない車両も含まれています。