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企業ニュース
1997年10月15日
シートベルトに膨張機能を持たせた「エアベルト」を開発
本田技研工業(株)は、シートベルト・ショルダー部に膨張機能を持ったシートベルトで、衝突時の乗員拘束性能を大幅に向上させる安全システム「エアベルト」の実用化について、技術的見通しを得た。
ホンダは長年様々な乗員安全システムを開発、採用してきた。中でも、衝突時にもっとも効力を発揮するシートベルトは、日本で初めてベルトプリテンショナーの採用による衝突初期の拘束力向上や、着用時の快適性の向上を図るELRを採用するなど、積極的に安全性充実を図ってきた。
この「エアベルト」は、衝突時の衝撃力による胸部負荷等の傷害のさらなる低減を目指した、車体を選ばず安定した高い性能が得られる乗員拘束システムである。
「エアベルト」の基本的構造は、シートベルト・ショルダー部の膨張ベルトと、ベルトを膨張させるインフレーター、コントロールユニットなどにより構成される。衝突時にはコントロールユニットからの信号により、ベルトを膨張させるシステムとした。

「エアベルト」
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主な特長は、
- シートベルト膨張によるシートベルトを引き込むプリテンショナー効果により乗員を拘束し、
- 膨張したベルトによる頭部振り込み緩和と、胸部負荷を低減させ、
- ベントホールからのガス抜きによりエネルギーを吸収する。
以上のステップを効果的に行い、シートベルトとエアバッグが持つ傷害低減効果を併せ持つ、理想的な乗員保護性を備えている。また、コンパクトなシステムであることから後席への搭載も可能としている。
ホンダはこの「エアベルト」の早期実用化を目指し、開発を継続している。
○「エアベルト」作動フロー図

初期拘束性能の向上 (プリテンショナー効果)
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胸部負荷の低減 (接触受圧面積の拡大)
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