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企業ニュース

1997年9月19日

ホンダ、小型航空用ターボファンエンジンを発表


 本田技研工業(株)は、様々な原動機の開発と生産技術の研究の一端として、独自に設計、試作しテストを完了した研究用ターボファンエンジンHFX-01と、開発を推進中のプロトタイプターボファンエンジンHFX20を発表する。
 初の研究用エンジンであるHFX-01は、1991年から設計、開発が開始され、93年より日本での地上運転テストを実施。95年から96年半ばまで米国カリフォルニア州において延べ70時間を越える高空飛行環境下でのテストを行った。シンプルな構造で、820kgf(1,800ポンド)以上の離陸能力と離陸時0.45kg/hr/kgfの低燃費を両立している。
 次のステップとして、さらなる低燃費、低騒音、良好な整備性を狙いとしたHFX20は1,000kgf(2,200ポンド)の離陸能力と0.44kg/hr/kgfの燃費率を目標に開発中で、今後2〜3年の内に試作、地上テストを経て飛行テストを実施する予定である。
 なお、事業化については、市場、業界の動向や研究の進展を見極めながら検討するが、現時点で具体的な決定はない。
 ターボファンエンジンの開発は、将来のモビリティ事業領域の拡大に向け、想定される原動機の多様化に対応する研究、開発の一環である。これまでにホンダが取り組んできた原動機には、内燃ガソリンエンジン、圧縮天然ガスエンジン、エタノール燃料エンジン、インディカーレース用ターボチャージャー付きメタノールエンジン、ディーゼルエンジン、二輪・四輪用電動モーターなどが挙げられる。

 *これらのターボファンエンジンは、1997年6月に米国フロリダ州オーランドで開催された米国機械学会・国際ガスタービン学会主催の「Turbo EXPO'97」に初出品された。




HFX-01

HFX20





ホンダHFX-01ターボファンエンジン

仕 様

形 式
2軸式ターボファン
離陸能力 820kgf,25゚Cまで(1,800lbf,77゚Fまで)
燃費率(離陸時) 0.45kg/hr/kgf(0.45lb/hr/lbf)
バイパス比 4.3
乾燥重量 192kg(423ポンド)
最大直径(補機を除く) 710mm(27.9インチ)
全 長 1,180mm(46.3インチ)







ホンダHFX-20ターボファンエンジン

仕 様

形 式
2軸式ターボファン
離陸能力 1,000kgf,30゚Cまで(2,200lbf,86゚Fまで)
燃費率(離陸時) 0.44kg/hr/kgf(0.44lb/hr/lbf)
 (飛行時) 0.75kg/hr/kgf;高度12,200m,マッハ0.8
  (0.75lb/hr/lbf;高度40,000フィート,マッハ0.8)
バイパス比 3.9
乾燥重量 220kg(485ポンド)
ファン直径 635mm(25.0インチ)
全 長 1,575mm(62.0インチ)








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