モノをつくる楽しさを子ども達に伝えたい。
そんな想いでHondaが展開するモノづくりの入門プログラム、
それが「ドリームハンズ ダンボールクラフト」です。

ハサミは不要。パーツとパーツを接着剤で止めるだけ。
ボランティアスタッフのサポートのもと、子ども達一人ひとりがモノづくりにチャレンジ!
その楽しさを体験します。

森山さん
運営スタッフ 日本本部 地域人事室

日本のモノづくりを支えてゆく次世代の子ども達を育てる、この「ドリームハンズ ダンボールクラフト」の活動の一つにはそんな大きな目的もあります。昔は自然の中で自分の手を動かして遊び道具をつくって遊んでいましたが、今の子ども達はモノをつくる機会が少なくなっている気がします。だからモノをつくる楽しさを知ってもらう、それが私たちの活動だと思っています。このイベントをきっかけにモノづくりに興味を持ち、そして願わくば、将来技術者を志してもらえたら。もちろん、そのステージがHondaであれば最高ですが (笑)。

ダンボールクラフトは、必ずしもキレイにかっこよくつくる必要はありません。むしろ本当に大切なのは、つくるプロセスにあると思っています。平面だったものが立体物に変わる。手を動かすたび、少しずつカタチになってゆく。その、モノができあがってゆく過程に私たちは焦点を置いています。コツコツ自分の手で組み立てる、そうした地道な体験こそがきっと本当の宝物。そう私たちは信じています。

北村さん
運営スタッフ IT本部 システムサービス部

初めて埼玉地区のボランティアスタッフとして参加したのは2005年2月。もう10年近く続けていますね。私のようなHondaのボランティアスタッフは、全国8カ所にそれぞれ大勢いて、イベントのたび子ども達のサポートをしています。こうした社会貢献活動は一般的に資金援助のかたちをとることも多いのですが、Hondaという会社はそれをあまりよしとしません。スタッフの中には80歳過ぎのOBや現役の管理職もいますが、活動があると足を運び、現場でボランティアをします。従業員自ら汗をかく。そしてそれを楽しむ会社なんですね。もちろん私はこの会社も活動も大好きです。

子どもにモノづくりの楽しみを伝える、という使命をもった活動ですが、一方で教える私たちも十分に楽しんでいます。子ども達に教えることがまず楽しい。ああしろ、こうしろじゃダメで、子ども達の目線になって分かりやすく工夫して伝える。実はこの「分かりやすく話す」が仕事でも活きていたりするんです(笑)。それに子ども達はエネルギーに満ちていて、接するとこちらも力が湧いてくる。お互いにハッピーな関係なんだと思います。もちろん、これからも続けます。もう生活の一部になっていますので、イベントが少ない月は、なんだかそわそわしちゃって(笑)。

ドリームハンズ ダンボールクラフトの活動報告を写真付きでご紹介。

期待に胸をふくらませて、地元の児童館に集まった子ども達。Hondaからきたボランティアスタッフと一緒に、ミニASIMOづくりにチャレンジします。