Honda Beach Clean x さかなクン|2024年度 Hondaビーチクリーン活動|Honda公式サイト

さかなクンが「Hondaビーチクリーン活動」の応援団長に就任! さかなクンが「Hondaビーチクリーン活動」の応援団長に就任!

素足すあしで歩ける砂浜すなはま次世代じ せ だいに残したい。」
Hondaは、2006年から18年間この想いを胸に
全国各地の海岸で、地域の人々とともに
ビーチクリーン活動を続けてきました。
そして2024年度、この活動がもっともっと広がっていく
未来を目指してさかなクンを応援団長おうえんだんちょうとしてむかえます。

さかなクンは海と魚を愛する魚類学者ぎょるいがくしゃで、
一般社団法人いっぱんしゃだんほうじん「SD BlueEarth・青い地球をはぐくむ会」の
キャプテン。
かねてから海と魚の環境問題かんきょうもんだいに向き合い、
海を守るさまざまな取り組みを進めています。

そんなさかなクンが、
Hondaビーチクリーン活動の“想い”に共感。
豊かな海を次世代じ せ だいに残していくことを目指し、
互いに手を取り合い
“ゴミを捨てない、見つけたら拾う心”のはぐくみに向けて
取り組んでいきます。

さかなクン (FISH BOY - Sakana-kun)国立大学法人 東京海洋大学名誉博士・客員教授

お魚の豊富な知識と経験に裏付けされたトークでギョ存知!さかなクンです。2015年3月に東京海洋大学名誉博士を授与され、2021年には日本魚類学会の代議員に選出されました。

様々なお魚の情報や知識・美味しい食べ方や環境問題などを皆様にお伝えすべく、全国各地で講演を行っています。執筆活動では『朝日小学生新聞』にて毎週(土)「おしえてさかなクン」コラムを連載中。また、NHK Eテレ『ギョギョッとサカナ★スター』毎週(金)では1つのお魚にフォーカスし、不思議なおさかなの世界を深掘り!

2021年外務省「海とさかなの親善大使」、2021年環境省「サステナビリティ広報大使」、2023年文科省『みんなの「探究」応援大使』 、2011年農水省「お魚大使」。2010年には絶滅したと思われていたクニマスの生息確認に貢献。さらに海洋に関する普及・啓発活動の功績が認められ、「海洋立国推進功労者」 として内閣総理大臣賞を受賞しました。また、2020年に国会「国際経済・外交に関する調査会」へ参考人として登院しました。

2022年夏には自叙伝「さかなクンの一魚一会~まいにち夢中な人生!」(講談社)を原作とした映画「さかなのこ」が公開。東京都出身、館山市在住。画家。

一般社団法人SD BlueEarth・青い地球を育む会

国立大学法人東京海洋大学名誉博士・客員教授である「さかなクン」がキャプテンを務める環境団体。「海・川・湖を守りたい」という思いのもと、海を深く愛し、広く世の中に情報を届けるさかなクンをモチーフにした環境推進キャラクター「すすめ!さかなクン」を制作し、キャラクターをアバターとして活用しています。自治体や企業と取り組む「プラギョミ0(ゼロ)プロジェクト」をはじめ、海洋環境、生物、気候変動、食育など SDGsに関するセミナー、ワークショップに取り組んでいます。

MOVIE

はじめに

見た目には白い砂がきれいで気持ちがいいと思えるビーチでも、海から流れ着いたペットボトルや空き缶など、さまざまなゴミが落ちています。砂の中には、埋もれたガラスへんくぎなど、危ないものが混じっていることも。これらのごみは鳥や魚が飲み込んでしまうと、せい態系たいけい悪影響あくえいきょうを及ぼすリスクがあります。また、うっかり踏んだり転んだ拍子ひょうしに手をついて、ケガをしてしまう危険もあります。だからこそ、みんなの力で砂浜すなはまをきれいにして、美しい海、素足す あしで歩ける砂浜すなはまを未来に残していく必要があるとHondaは考えています。

1999年、偶然ぐうぜん浜辺を訪れた従業員が目にしたのは、たくさんのゴミで汚れた砂浜すなはま。「これはひどい。なんとかしなくては!」その衝撃しょうげきは、強い決意へと変わりました。“「人」と「技術ぎじゅつ」で世の中に役立つモノをつくりたい” Hondaで働く世界中の仲間たちが、常に心の底に持っている“想い”。Hondaだから、できることがきっとあるはず。これが、美しい砂浜すなはまを取り戻すためのチャレンジのはじまりです。

ビーチクリーン活動に欠かせない相棒あいぼう
「Hondaビーチクリーナー」!砂浜走行すなはまそうこう最適さいてきなATV(全地形走行車ぜん ち けいそうこうしゃ)を使い、Hondaが独自どくじに開発した機材き ざい牽引けんいんして清掃せいそうを行います。

サンドレーキ ゴミをかき集める熊手くまでの役目

まず「サンドレーキ」をつかって、砂浜すなはまに埋もれたゴミを表面にき出します。びんやロープのはし、ペットボトルなどの大きなゴミを一気に回収!砂浜すなはまの中の生き物たちのことも守りたいと考え、ピンの長さは10cmにしています。

サンドスクリーン(通称:バタバタ) 
砂とゴミを分けるふるいの役目

次に、「サンドスクリーン(通称:バタバタ)」。ゴミについた砂をふるい落としながら、ペットボトルのふたがらなどの小さなゴミを回収することができます。

回転式かい てん しきスクリーン(通称:ぐるぐる) 
砂とゴミを分けるふるいの役目

回転式かいてんしきドラムの中に、ゴミが混ざった砂をスコップで投入し、ぐるぐる回すことで砂をふるい落としてゴミを回収します。地域の皆さんも、楽しみながら機材きざいを使った作業ができます。

ゴミ回収ステーション

回収したゴミは、「ステーション」に集められ、人の力を使って、丁寧ていねいにゴミと自然物とに分別していきます。ビーチクリーナーには、“技術ぎじゅつで世の中の役に立ちたい”というHondaのものづくりへの想いが込められています。

子どもたちに「ゴミは捨てない、見つけたら拾う」心を持ってほしいと考えて、Hondaは、キレイになったビーチの前で “環境授業かんきょうじゅぎょう”を実施。今日拾ったゴミはどこからきたのかな?どうしたら海がキレイになるのかな?そんなことを考えるヒントがたくさん詰まった紙芝居で活動を締めくくります。ビーチクリーン活動を今日で終わりにするのではなく、明日からもずっとこの想いを忘れないで欲しいという、願いを込めて。

ここまで、“Hondaビーチクリーンのすギョいところ”をお伝えしてきましたが、ビーチクリーン活動の主役は“人”の力です。技術ぎじゅつで一時的に砂浜すなはまはキレイになりますが、これから先も、その美しい砂浜すなはまを残していくためには「ゴミを捨てない、見つけたら拾う」人の心と行動がとても大切だとHondaは考えています。素足す あしで歩ける砂浜すなはま実現じつげんに向けて、1人ひとりができることを1つずつ。

幼魚の頃ようぎょ ころ素足す あし砂浜すなはま波打なみ うぎわに立ち、波が来た後に体ギョ(ご)とスーッと引いていくあの不思議ふ し ぎ感覚かんかく!!小さな頃に経験けいけんしたあの感覚かんかくこそ、海とお魚が大好きになった原点です。それが今、砂浜すなはまにはギョミ(ゴミ)が増えて素足す あしではケガの危険もあります。それはすギョく悲しい。ですからHondaさまの“子どもたちに素足す あしで歩ける砂浜すなはまを残したい”という想いにはとても共感でギョざいます。

砂浜すなはまが汚れると海の中が汚れ、海の中の生き物が元気にくらせなくなってしまいます。子どもたちがビーチクリーン活動を通じて、自分たちの力でギョミを拾い、今ある自然をこれ以上!汚したり壊したりしないよう意識されたら、それが自然を!地球を!守ることにつながるはず。

パッと見たらきれいに思える砂浜すなはまも、意識して見ると実はすギョくたくさんギョミが落ちています。1人では大変だけど、みんなで元気いっぱい!力を合わせれば、短い時間で砂浜すなはまもきれいにできる!わくわくと楽しみながら、子どももおとなもギョ(ご)一緒に取り組めたら素晴らしいです!!そしてその想いがどんどん広がって、地球全体の生き物が暮らしやすい世界になり、すギョくいい循環じゅんかんが生まれると思います。さかなクンもみなさまの活動にどんどんギョ一緒させてください!!」さかなクンより

Hondaはビーチクリーン活動を支える技術ぎじゅつの進化にも取り組んでいます。ビーチクリーナーを牽引けんいんする車両として、脱着だっちゃく可能なバッテリーを積んだ2人乗りの小型電動こ がたでんどうモビリティ「Honda Mobile Power Pack 4W-Vehicle Concept」をトライアルで導入どうにゅうしています。環境かんきょうへの影響えいきょうを少しでも軽くできるよう砂浜すなはまでの検証けんしょうを進めていきます。

大人も子どもも使いやすい、小さなプラスチックゴミを楽しみながら取れるツールを開発中!砂をふるう音を聴いて、さかなクンが「シャカシャカ」と命名してくれました。みんなが環境問題かんきょうもんだいに目を向けるきっかけとなりますように。

1人ひとりができることを、
ひとつずつ。
みんなの気持ちと行動が
キレイな海に繋がっていきます。
あしで歩ける砂浜すなはまだいに。

レッツ、ギョ     !

©SDBE・さかなクン