ABS(アンチロックブレーキシステム)

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アドバイス

種類やサイズの異なるタイヤが混在していると、ABSが正常に機能しないことがあります。
タイヤは必ず、同一指定サイズ、同一種類のタイヤを指定空気圧で使用してください。
 

ABS警告灯が運転中に点灯するときは、システムの異常が考えられます。
通常のブレーキ操作には支障はありませんが、ABSが作動していない可能性があります。
ただちにHonda販売店で点検を受けてください。

ABSは、制動距離を短くするためのものではありません。
ABSを装備していない車両と同様に、路面が滑りやすいほど長い制動距離が必要になります。
ABSが作動した状態でも車両の姿勢やハンドルの効きには限界がありますので、安全運転に心がけてください。また、次のような場合、ABSの装着されていない車両に比べ、制動距離が長くなることがあります。
  • 砂利道、深い新雪、凸凹路などの悪路
  • 舗装の継ぎ目やマンホールなどの段差
  • タイヤチェーン装着時

パワーシステムの起動直後や走行中、システムチェックのためエンジンルームからモーター音が聞こえることがありますが、異常ではありません。

ABSとは

ABS(アンチロックブレーキシステム)とは、急制動や滑りやすい路面で制動するとき、車輪のロックを防止することで車両の姿勢を安定させ、ハンドルの効きを確保しようとするための装置です。

ABSの作動と警告灯

ブレーキペダルを踏んだとき、ブレーキペダルが小刻みに動くことがありますが、これはABSの正常な動作です。そのままブレーキペダルを強く踏み続けてください。

なお、低速(車速約10km/h以下)ではABSは作動せず、通常のブレーキと同じ作動となります。

ABS警告灯
パワーモードをONモードにすると数秒間点灯し消灯するのが正常な状態。
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