おおぐま座、こぐま座

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学名
Ursa Major, Ursa Minor

星座の特徴

「おおぐま座」は、北の空にある大きな星座。一年中見ることができるが、春から夏にかけて高く上り、一番見やすくなる。
「おおぐま座」で有名なのは、7つの星がひしゃくやスプーンのような形に並んでいる「北斗七星」だ。北斗七星は星座ではなく「おおぐま座」の一部で、クマの腰から尾にあたる。7つの星のうち6つが2等星なので、町の中でも比較的簡単に見つけられる。このほかの星を結ぶと、クマの顔や手足も描ける。

星の位置関係と見つけ方

北斗七星の星のうち、ひしゃくの水を汲む部分の星を結んで伸ばすと、北極星が見つかる。北極星は「こぐま座」の星で、クマの尾の先に輝く2等星。一年中いつでも、ほぼ真北の空にあり、方位を知ったりほかの星座を見つけたりする時の目印になる。また、「こぐま座」の星を結ぶと北斗七星に似たひしゃくのような形をしており、「小びしゃく」と呼ばれることもある。北斗七星の柄の部分の星を結んでカーブを伸ばしていくと、「うしかい座」のアルクトゥールスと「おとめ座」のスピカが見つかる。この大きなカーブを「春の大曲線」と呼び、春の星座や星を見つける目印になっている。

知っておこう!

ギリシャ神話では、「おおぐま座」と「こぐま座」は親子の星座。どちらも、元は人間だったものが、クマに変身させられて天に上げられた。

監修者

株式会社アストロアーツ

多くの方々に天文・宇宙を身近に感じていただくために、ゲーム機からスマートフォン、パソコン用のソフトウェア製品の開発を行なっています。また、雑誌や書籍などの出版物を通じて、天体観察の楽しみ方、機材の紹介や使い方の紹介もしています