「子どもアイディアコンテスト」が20周年を迎える

~夢をカタチに。未来を創る子どもたちを応援~

 Hondaが主催する次世代育成プログラム「子どもアイディアコンテスト」が今年で20周年を迎えました。節目となる第20回の応募受付を本日開始しました。

第20回 子どもアイディアコンテスト

 子どもアイディアコンテストは、創業以来「夢」を原動力として歩んできたHondaが、「未来を創る子どもたちの『夢』と『創造力』を育みたい」という想いで2002年にスタートしました。小学生を対象に、子どもならではの発想から生まれる「こんなモノがあったらいいな」というアイディアを、自らの言葉や絵、立体作品で表現し、それを周囲にわかりやすく伝える努力を通じて、「夢を持つこと」「挑戦すること」「創造すること」の大切さや楽しさを応募や審査の過程で体験してもらい、子どもたちの社会的な成長の一助になることを目指しています。

 子どもアイディアコンテストは教育関連の有識者からも、将来の予測が困難な時代に必要とされる、「思考力」「判断力」「表現力」など総合的な力の育成に役立つことが期待されています。また、時代にあわせて活動の進化を図るべく、文部科学省の「GIGAスクール構想」※を踏まえ、一部の小学校の協力のもと、1人1台端末の活用で児童のさらなるアイディアの創出や深化に繋げるといった試験的取り組みも行っています。

 昨年はこの子どもアイディアコンテストに国内で約1万2千件の応募があり、累計応募数は約7万5千件にのぼります。また、海外でも2005年からタイ、2008年からベトナムにて開催されており、これまでグローバルで約430万件ものアイディアが誕生しています。

 「夢」を原動力に成長してきたHondaは、これからも、夢を持ち、夢に挑戦することの楽しさや素晴らしさを次世代に伝えていくとともに、子どもたちの夢を応援していきます。

児童・生徒の1人1台端末と、高速大容量の通信ネットワークを一体的に整備することで、特別な支援を必要とする子供を含め、多様な子供たちを誰一人取り残すことなく、公正に個別最適化され、資質・能力が一層確実に育成できる教育環境の実現を目指す構想(出典:文部科学省 リーフレット「GIGAスクール構想の実現へ」)

本田技研工業株式会社 取締役会長 倉石 誠司のコメント

「夢には、人を動かし、社会を変える力があります。来年、創業75周年を迎えるHondaを突き動かし続けているのも、従業員一人ひとりの夢の力です。この20年間で、子どもアイディアコンテストに多くの小学生の皆さんが参加してくださり、中にはその時の経験をもとに、既に社会人として活躍している方々もいることをうれしく思います。先が見えにくいと言われる時代だからこそ、これからを担う子どもたちには、より一層、自らの夢やアイディアを大切に、無限の可能性に挑戦する素晴らしさを体験してほしいと思います。それこそが未来を切り開き、よりよい社会を導く原動力になると信じています」

子どもアイディアコンテスト審査員長/脳科学者 茂木健一郎さんのコメント

「審査を通して、子どもたちの、時代を捉えアイディアに富んだ発表には毎回驚かされています。自ら考えたことや夢を、自身の言葉で表現して発表することは、脳をぐんと成長させてくれます。20回を迎えるこのコンテストは、これからも子どもたちの夢を育んで、明日の世界をつくる素晴らしい場として成長していくと思います」

第20回 子どもアイディアコンテスト 概要

■テーマ:
「未来」
未来に“あったらいいな”と思うモノのアイディアを考え、絵に描いて応募

■応募期間:
2022年6月1日(水)~9月10日(土)当日消印有効

■応募資格:
全国の小学生<低学年の部/1・2・3年生、高学年の部/4・5・6年生>
※1人でもグループでも参加可

■応募方法:
専用の応募リーフレットまたは画用紙などにアイディアのイメージ画と必要事項を記入の上、事務局へ郵送

■最終審査会:
1次審査通過者を対象に、2022年12月10日(土)にHondaウエルカムプラザ青山にて開催予定。審査員として、脳科学者の茂木健一郎さん(審査員長)、カーライフジャーナリストのまるも亜希子さんのほか、Hondaからは取締役会長の倉石誠司などが参加予定。

~詳細は、Hondaの子どもアイディアコンテストのウェブサイトをご覧ください~

https://www.honda.co.jp/philanthropy/ideacontest/index.html

<過去の最終審査会の模様>