Hondaが株式会社LIXIL住宅研究所(本社:東京都江東区 社長:今 城幸)と合同で2015年11月に発表したコンセプトホーム「次世代レジリエンスホーム※1『家+X(いえプラスエックス)』Powered by Honda」(所在地:東京都葛飾区)が、「ジャパン・レジリエンス・アワード(強靭化大賞)2016」の特別顧問賞 古屋圭司(初代国土強靱化担当大臣)賞を受賞しました。
「ジャパン・レジリエンス・アワード(強靭化大賞)」は、次世代に向けたレジリエンス社会を構築するために全国各地で展開されている“強靭化”に関する先進的な活動を発掘して評価し、表彰する制度で、一般社団法人レジリエンスジャパン推進協議会※2によって創設。第2回となる本年度は、“強くてしなやかな国づくり、地域づくり、人づくり、産業づくりに資する活動、技術開発、製品開発等”を実施している全国の企業・団体による応募の中から、入賞した117件が表彰されました。
このコンセプトホームは、平常時はもちろん、災害時にも快適な新しい暮らしの実現を目指しています。LIXIL住宅研究所による“住まいの消費エネルギーゼロ”の住宅をベースに、家とつながりエネルギーを運べる電気自動車などのモビリティ、そしてこれらを効率的に運用するエネルギーマネジメントシステムなど、家と自動車とエネルギーの融合による新しい暮らしを提案。同アワード事務局より、日本でも先駆的なレジリエンスのモデルとなる住宅の開発という点で、高い評価を受けました。
Hondaの技術からは、家庭用ガスエンジンコージェネレーションユニットを、当コンセプトホームに導入されている家庭向け熱電併給システム「エコウィルプラス(ECOWILL PLUS)」※3のコアユニットとして採用。さらに、V2H対応DC普通充電器「Honda Power Manager」の採用により、ライフスタイルや時間帯に応じたエネルギーの最適制御による効率的な運用を可能にします。
Hondaは、モビリティを作るだけでなく、それらが使うエネルギーの創出と効率的な活用についても積極的に技術開発を進め、「自由な移動の喜び」と「豊かで持続可能な社会」の実現に向けてチャレンジしていきます。
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