ニュースリリース

2014年11月21日ニュースリリース

2014年ロサンゼルスオートショー出展概要

~米国FirstElement Fuel社への支援を発表~

Hondaの米国現地法人であるアメリカン・ホンダモーター(本社:カリフォルニア州トーランス 社長:山田 琢二)は、現地時間2014年11月20日に以下を発表しましたので、その内容をご案内いたします。

 Hondaは、2014年ロサンゼルスオートショー(プレスデー:2014年11月18日〜20日、一般公開日:11月21日〜11月30日)にて、Acuraのエントリースポーツセダン「ILX」のマイナーチェンジモデルや、新型「HR-V」の量産モデルなどを出展します。また同時に、全米に水素ステーションを設置している「FirstElement Fuel社」※1に、1,380万USドルの支援を行うことを発表しました。

Acura 「ILX」マイナーチェンジモデル

Acura 「ILX」マイナーチェンジモデル

 これにより、カリフォルニア州において州の助成金とHondaからの支援を合わせて、12ヵ所の水素ステーションが設置可能となります。またカリフォルニア州は、水素ステーションの設置に向けて、今後数年でさらに2億USドルの助成金を交付する予定です。Hondaは、燃料電池自動車(以下、FCV)の普及に向けて必要なインフラ整備への支援を行いながら、FCVの導入を進めていきます。

新型「HR-V」

新型「HR-V」

 Hondaは、多様なエネルギー源から製造可能で、輸送や貯蔵もできる水素を、次世代の有望なエネルギーキャリアととらえており、水素で走るFCVを究極の環境車と位置づけ、1980年代後半から積極的に研究開発を行ってきました。
 2002年に世界で初めて※2米国認可を取得した「FCX」、2008年に日米でリース販売を開始した、革新的なセダンタイプのパッケージや異次元のドライブフィールを備えた「FCXクラリティ」に続き、2014年11月17日には、新型FCV「Honda FCV CONCEPT」を日本で発表。このコンセプトカーをベースにしたFCVを、2015年度中に日本での発売を目指します。その後、米国や欧州で展開していく予定です。
 Hondaは、2020年までに米国における四輪製品のCO2排出量を2000年比で30%削減することを目標にしています。今後も環境技術を磨き上げながら、CO2ゼロ社会の早期実現を目指します。

  • ※1FirstElement Fuel社(FirstElement Fuel Inc.)は、ガソリン車と変わらない移動の自由を提供することを目標に掲げ、カリフォルニア州における水素ステーションインフラストラクチャー整備を行う企業
  • ※2Honda調べ

出展モデル

  • 1)Acura 「ILX」マイナーチェンジモデル
     Acuraは、エントリーモデルと位置付けているスポーツセダン「ILX」のマイナーチェンジモデルを全米で2015年初めより販売します。パワーユニットは、2.4L直噴DOHC i-VTEC直列4気筒エンジンとトルクコンバーター付き8速DCTを新たに採用、高出力と低燃費を両立しています。先進の「ジュエルアイLEDヘッドライト」を採用し、洗練された雰囲気と上質感を表現。また、先進の安全運転支援システム「アキュラ ウオッチ(Acura WatchTM)」をオプション設定としました。このシステムは、フロントグリル内に設置したミリ波レーダーとフロントウインドウ内上部に設置した単眼カメラという、特性の異なる2種類のセンサーで構成されており、「渋滞追従機能付ACC(Adaptive Cruise Control with Low Speed Follow)」、歩行者を検出する機能を追加した「衝突軽減ブレーキ(Collision Mitigation Brake System)」、「路外逸脱抑制機能(Road Departure Mitigation)」などの機能を備え、通常走行時から緊急時のリスク回避までの運転を支援します。
  • 2)新型「HR-V」
     Hondaは、クーペのあでやかさ、SUVの力強さ、ミニバンの使いやすさを融合させたクロスオーバーモデル「HR-V」を全米で2015年前半に販売します。パワーユニットは1.8L SOHC i-VTEC直列4気筒エンジンにCVT(2WD、4WD)と6速マニュアルミッション(2WDのみ)を用意。フロント席でクーペを思わせるパーソナルな空間を創出する一方で、Honda独創の「センタータンクレイアウト」により、ゆとりあるリア席を実現しています。

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