ニュースリリース

2012年12月10日ニュースリリース

アスベスト含有補修部品の出荷についてのお詫び

 2006年9月1日に施行されました「労働安全衛生法施行令」により、アスベストをその重量の0.1%を超えて含有する、すべての物の製造、輸入、譲渡、提供、使用が禁止されました。

 弊社は、1994年に国内で生産・販売する製品、補修部品など、すべての部品をノンアスベスト化し、2001年以降は、国内のお取引先様に対し「ホンダグリーン購買ガイドライン」を発行し、ノンアスベスト化の監視を行うなど、法令で規制される以前より、積極的にノンアスベスト化を推進してまいりました。

 しかしながらこの度、この運用に一部不徹底なところがあり、法規適用開始以降から今年9月末にかけて、アスベストを含有したブレーキシューセットを二輪車用ブレーキ補修部品として輸入、かつ販売していたことが判明いたしました。

部品名称、販売個数など

 部品名称:ブレーキシュー セット
 部品番号:06430-KCW-870
 国内販売数:72個(対象車種:スペイシー125、トピック)
 ホンダ在庫:22個

 国内で販売しました72個の補修部品は、国内33か所の販売店からお客様にお届けしております。今後法令に則り、速やかに最終処分までの対処を行います。在庫品につきましても、法令に則って最終処分を行います。

 自動車製造業者として関係法令を当然遵守すべき立場にありながら、輸入部品の成分確認漏れがあったことを重く受け止めております。

 お客様をはじめ、関係各位には多大なご迷惑をおかけいたしましたことを、深くお詫び申し上げます。今後は、輸入部品に対するプロセス管理を強化することでシステム運用を徹底し、二度とアスベスト含有部品が国内に流通しないよう、再発防止に全力で取り組んでまいります。

本件についてのお問い合わせ先

本田技研工業株式会社 お客様相談センター
TEL 0120-086819(フリーダイヤル)
URL http://www.honda.co.jp/customer/