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2012年10月31日

HondaJet 量産1号機の生産を開始


Hondaの航空機事業子会社であるホンダ エアクラフト カンパニーは、米国東部時間2012年10月29日13時00分(日本時間 10月30日2時00分)に以下を発表しましたので、その内容をご案内いたします。

<ご参考>
  Hondaの航空機事業子会社であるホンダ エアクラフト カンパニー(Honda Aircraft Company 以下、HACI)は、米国東部時間の10月29日に、米国フロリダ州オーランドで開催されている世界最大のビジネス航空ショーであるナショナル ビジネス アビエーション アソシエーション(National Business Aviation Association)2012において、小型ビジネスジェット機HondaJetの量産1号機の生産開始および開発の進捗状況、販売網の強化について発表しました。

  HACIの本社に隣接したHondaJetの生産工場では、量産機の主要部品の納入が開始され、お客様にお渡しする1号機の機体最終組立作業が本格的に稼働し始めました。

  HondaJetの量産ラインには、携帯型端末を用いた組立工程管理用のITシステム、機体塗装の品質向上と標準化を同時に実現するための多種塗料混合システム、組立部品を各工程で最適なタイミングで所定場所に運搬するための自動部品運搬システムなど、高い品質と生産性を実現するためのさまざまな最新技術が導入されています。今後、HondaJetの量産体制は段階的に拡充していく予定です。

HondaJetの生産ライン
HondaJetの生産ライン

  また、米国連邦航空局と欧州航空安全局の型式認定に向けたHondaJetの開発に関しては、これまでに終極荷重試験、座席衝突試験、ウインドシールドへの鳥衝突試験、着氷試験、夜間飛行試験など各種の試験が順調に進められてきました。10月には、米国アリゾナ州ユマ市において、高温環境下での飛行試験が行われました。この試験では、高温環境下における燃料システムの機能、複合材製胴体の耐高温環境性能、推進系補機の冷却性能などを実証しました。
  アリゾナ州を含む複数の遠隔地における飛行試験では、自動追尾テレメトリーアンテナおよびリアルタイムデータ解析システムを搭載した独自開発の移動管制車両を導入しました。移動管制車両の通信可能距離は約370kmに達し、4,000チャンネルを超えるHondaJetの飛行試験データをリアルタイムで受信して分析することができます。これによって、遠隔地においてもHACI本社の飛行試験管制室と同等レベルの飛行試験を行うことが可能となっています。
  既存の4機の試験機に加えて地上試験を行うための6号機が投入されており、さらに来年初めには機能および信頼性試験(Function & Reliability試験)に用いられる5号機が飛行試験を開始する予定です。

アリゾナ州ユマ市における高温環境試験の様子
アリゾナ州ユマ市における高温環境試験の様子

  また、HACIは、カナダでトップクラスの航空機総合サービス会社であるスカイサービス ビジネス アビエーション(Skyservice Business Aviation)とパートナーを組み、同国におけるHondaJetの販売とサービスを強化します。
  北米と欧州には、すでに9社のHondaJetディーラーが存在し、HondaJetの受注を行うと同時に各種サービスを提供できるよう準備を進めています。

ホンダ エアクラフト カンパニー(Honda Aircraft Company) 概要
設立 2006年8月
出資形態 American Honda Motor Co., Inc.  100%出資
代表者 社長 藤野 道格(ふじの みちまさ)
所在地 米国ノースカロライナ州グリーンズボロ市

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