ニュースリリース

2012年07月30日ニュースリリース

タイの汎用製品生産累計2,000万台を達成

~汎用新工場に開発・生産機能を集約して効率化~

Hondaのタイ現地法人であるタイホンダマニュファクチュアリングカンパニー・リミテッド(本社:タイ・バンコク 社長:江口俊一)は、現地時間2012年7月30日11:00(日本時間 同日13:00)に以下を発表しましたので、その内容をご案内いたします。

<ご参考>
 Hondaのタイの二輪車・汎用製品生産会社であるタイホンダマニュファクチュアリングカンパニー・リミテッド(以下、タイホンダ)は、汎用製品の生産累計が7月28日に2,000万台を達成したことを記念し、昨年8月に稼働を開始した汎用新工場にて、本日式典を行いました。式典には、タイ王国政府関係者を来賓としてお招きし、Hondaからはアジア・大洋州本部長の小林 浩、汎用パワープロダクツ事業本部長の志賀 雄次らが出席しました。

汎用新工場外観

汎用新工場外観

 タイホンダは、1987年に汎用製品の生産を開始、2007年10月には生産累計1,000万台を突破し、その後わずか4年9ヵ月で今回の生産累計2,000万台を達成しました。新工場では、小型・軽量で高い互換性と耐久性に優れたHondaの最量販エンジン「GX」シリーズや、ポンプ、刈払機などの生産を行い、年間270万台の生産能力を誇る生産・輸出拠点となっています。タイホンダで生産する汎用製品はタイ国内やアジア・大洋州地域の販売にとどまらず、現在では北米や欧州、日本などをはじめ世界80ヵ国向けに輸出しています。

汎用新工場全体像図

汎用新工場全体像図

 また、この汎用新工場にグローバルな生産機能に加えて、アセアンにおける二輪・汎用およびこれらに関する製品の研究開発機能を有するHonda R&D Southeast Asia Co., Ltd.の汎用製品開発機能を移し、お客様に良い商品を、安く、早く、低炭素でお届けできるよう、汎用事業のさらなる拡大と効率化を目指します。

タイホンダマニュファクチュアリングカンパニー・リミテッド(Thai Honda Manufacturing Co., Ltd.) 概要

所在地

タイ王国 バンコク

代表者

社長 江口 俊一(えぐち しゅんいち)

資本金

1億5,000万バーツ

出資比率

Hondaグループ83%等

事業内容

二輪車、汎用製品およびその部品の生産

操業開始

二輪車1967年5月、汎用製品1987年2月

生産能力

二輪完成車  150万台/年、汎用完成機 270万台/年

従業員数

約8,100名

生産機種

二輪車 PCX(125・150)、CBR250R、Wave αほか
汎用製品 GXエンジンシリーズ、刈払機、ポンプほか