ニュースリリース

2012年03月26日ニュースリリース

タイ四輪工場が生産を再開

 洪水被害により2011年10月4日から生産活動を停止していたタイの四輪車生産拠点のホンダオートモービル(タイランド)カンパニー・リミテッド(以下、HATC 本社:タイ・アユタヤ、ロジャーナ工業団地)は、本日3月26日より四輪完成車の生産を再開しました。

 HATCは、洪水により工場施設が浸水しましたが、水が引いた11月末から、全社を挙げて清掃、設備点検、設備入替などの復旧作業を行った結果、作業開始から約4ヵ月で生産再開となりました。3月31日には生産再開を祝う式典を開催する予定です。

 洪水の影響により生産が滞っていたタイを含む一部のアジア大洋州地域へは日本から完成車の代替供給を行っていましたが、現在、全生産拠点で生産活動を再開しており、4月中には通常レベルの生産・供給体制に戻る見通しです。なお、アジア大洋州地域以外の全生産拠点については、タイ洪水の影響は既に解消されています。

 Hondaは、HATCをアジア大洋州地域における最重要拠点の一つとして位置づけ、早期生産再開に全力で取り組んできましたが、今後もその位置づけを継続し、タイでの事業活動を推進していきます。

ホンダオートモービル(タイランド)カンパニー・リミテッド 概要

所在地

タイ アユタヤ

代表者

小林 浩(こばやし ひろし)

資本金

54億6,000万バーツ

出資比率

本田技研工業株式会社 75.94%
アジアホンダモーターカンパニー・リミテッド 13.05%、その他 11.01%

事業内容

四輪車の製造・販売

設立

2000年12月

従業員数

約4,000名

生産能力

四輪完成車 24万台/年