ニュースリリース

2012年01月27日ニュースリリース

気仙沼復興支援 「気仙沼~絆~プロジェクト」 に参加「リズム歩行アシスト」などを提供

 Hondaは、独立行政法人 産業技術総合研究所※1が主体となり、東日本大震災で被災された気仙沼の方々の継続的な支援を行う「気仙沼〜絆〜プロジェクト」に参加します。

 このプロジェクトは、地域コミュニティーの形成が課題となっている仮設住宅の敷地内に、店舗や多目的ハウスを完備したトレーラーハウスを設置するなどして、地域内外の人々の交流やつながりといった、“絆”の活性化を支援することを目的としています。

 Hondaは、1月28日(土)にオープンとなる、宮城県気仙沼市 五右衛門ヶ原仮設住宅に設置するトレーラーハウスに、ガスを燃料に電気と温水をつくる熱電併給システムのコアユニット「ガスエンジンコージェネレーションユニット」1台を提供するほか、仮設住宅にお住まいのご高齢者や脚力が低下した方々の歩行をサポートするために、楽により速く遠くまで歩くことを可能にする「リズム歩行アシスト」2台、カーシェアリングサービスにご使用いただく「フィット ハイブリッド」1台、「フィット(助手席回転シート車)」1台を提供するとともに、取り組みで得られたさまざまなデータを支援活動にフィードバックする役割を担っていきます。
 蓄積されたデータやノウハウは、今後、企業が被災都市にスマートコミュニティ技術※2を導入する際の一助となることが期待されています。

 Hondaは、被災地の一日も早い復興を願うとともに、今後も地域社会の発展に貢献する活動を積極的に行ってまいります。

  • ※1独立行政法人 産業技術総合研究所
    日本の産業を支える環境・エネルギー、ライフサイエンス、情報通信・エレクトロニクス、ナノテクノロジー・材料・製造、標準・計測、地質という多様な6分野の研究を行う、日本最大級の公的研究機関。産業界、大学、行政との有機的連携を行い、研究開発からイノベーションへと展開しています。
  • ※2スマートコミュニティ技術
    次世代エネルギーインフラをはじめ情報通信、交通システムや各種製品・サービスなどの包括的な連携を通じて官民が一体となって実現を目指す、高効率で活力ある自律的な社会(スマートコミュニティ)を構成する技術群。