ニュースリリース

2011年11月23日ニュースリリース

Honda、インドネシアで全ての二輪車にPGM-FIを搭載

 Hondaのインドネシアの二輪車生産・販売合弁会社であるピー・ティ・アストラ・ホンダ・モーター(本社:ジャカルタ 社長:堀 祐輔)は、2013年末までに環境性能に優れた電子制御燃料噴射装置PGM-FI(Programmed Fuel Injection)をインドネシア生産の全二輪車に搭載する「FI全適宣言」を発表しました。これはインドネシアで2013年に導入予定の新排出ガス規制を先取りしたものです。

 PGM-FIは、常に最適な燃料の噴射を電子制御で実現することにより、動力性能と燃費性能を両立させながら排出ガスのクリーン化に寄与します。

 この「FI全適宣言」の第一弾として、メットインをインドネシアに浸透させたモデルとしてすでに多くのお客様からご好評いただいている、スクーター「Spacy Helm-In」とカブタイプ「Supra X 125 Helm-In」のPGM-FI搭載タイプを発表しました。お求めやすい価格で提供することによってFIモデルの普及促進を図り、環境負荷低減への取り組みを加速させていきます。

 Hondaは、1971年にインドネシアでの二輪車生産を開始し、今年2011年3月に生産累計3,000万台を達成しました。インドネシアの二輪車市場は成長著しく、2011年の総需要は過去最高を更新する800万台を超える見通しで、ピー・ティ・アストラ・ホンダ・モーターの2011年の販売見通しは約427万台と、2010年の販売実績342万台を約25%上回る見込みです。今後も幅広い需要に応えるため、お客様の期待を上回る商品を低炭素で、早く、安く提供していきます。また、交通安全や環境保護などの社会貢献活動にも積極的に取り組んでいきます。

  • PGM-FI(Programmed Fuel Injection System)は、Hondaの登録商標です

ピー・ティ・アストラ・ホンダ・モーター/PT Astra Honda Motor 概要

設立

2000年12月

生産開始

2001年1月

本社所在地

インドネシア ジャカルタ市

資本金

1,850億ルピア(15.5億円、1ルピア=0.0084円換算)

出資比率

本田技研工業(株) 50%
ピー・ティ・アストラインターナショナル 50%

代表者

社長 堀 祐輔(ほり ゆうすけ)

事業内容

二輪車の部品製造、エンジン・車体組立および卸販売

生産能力

420万台/年(第一工場100万台、第二工場100万台、第三工場220万台)

従業員数

約1万8,000人(2011年10月末時点)

生産機種

Supra X 125、Revo、Blade、Mega Pro、Tiger、Vario、Vario Techno、BeAT、CS1、Scoopy、Spacy Helm-In

販売店数

1,690店(2011年10月末時点)