2011年06月02日ニュースリリース
「自動車リサイクル法」に基づく2010年度の再資源化等の実績を公表
Hondaは、自動車リサイクル法に基づくフロン類、エアバッグ類、シュレッダーダスト（Automobile Shredder Residue 以下、ASR）の2010年度再資源化等の実績を公表しました。
フロン類は38.4万台、エアバッグ類は25.8万台、ASRは46.2万台を処理しました。
回収されたエアバッグ類の再資源化率は基準値である85％を超える94.1％を達成しました。また、ASRの再資源化率は、2015年の基準値である70％を大幅に超える85.0％となりました。
これら3品目を処理するために要した費用は40億9,695万円で、資金管理法人から払い渡しを受けた預託金総額は44億6,743万円であったことから、3億7,049万円の黒字となりました。
Hondaは今後も、リサイクル率の向上と適正処理に向け、努力を継続していきます。
2010年度の使用済自動車再資源化等の概要
【期間】2010年4月1日〜2011年3月31日
再資源化量
| 品目 | 項目 | 2010年度 | 2009年度 | |
| フロン類 | 引取重量 | （1）CFC引取重量（kg） （2）HFC引取重量（kg） 合計引取重量（（1）＋（2）／kg） |
8,004 107,703 |
11,971 103,871 |
| 115,707 | 115,842 | |||
| 引取台数 | （1）CFCの引取台数（台） （2）HFCの引取台数（台） 合計引取台数（（1）＋（2）／台） |
33,564 350,187 |
47,162 331,303 |
|
| 383,751 | 378,465 | |||
| エアバッグ類 | 引取個数 | （1）回収個数（個） ※1 （2）作動個数（個） ※2 合計個数（（1）＋（2）／個） |
64,908 600,703 |
48,241 482,672 |
| 665,611 | 530,913 | |||
| 引取台数 | （1）回収台数（台） （2）作動台数（台） （3）一部回収／一部作動台数（台） 合計台数（（1）＋（2）＋（3）／台） |
27,325 230,335 717 |
21,961 196,007 109 |
|
| 258,377 | 218,077 | |||
| 再資源化 重量 |
引き取ったガス発生器の総重量（kg） …A 引き取ったガス発生器で再利用できる状態にした総重量（kg） …B |
44,390 41,787 |
34,632 32,634 |
|
| ASR | 引取台数 | （1）引取使用済自動車台数（台） （2）委託全部利用投入解体自動車台数（台） 合計引取台数（（1）＋（2）／台） |
433,482 29,005 |
414,556 31,718 |
| 462,487 | 446,274 | |||
| 引取重量 | （1）引取ASR重量（t） （2）委託全部利用引取ASR相当重量（t） 引取重量合計（（1）＋（2）／t） …C |
81,435 5,515 |
78,516 6,072 |
|
| 86,950 | 84,588 | |||
| 再資源化 重量 |
（1）リサイクル施設投入ASR重量（t） （2）リサイクル施設排出残渣重量（t） （3）再資源化重量（（1）－（2）／t） （4）委託全部利用投入ASR相当重量（t） （5）委託全部利用排出残渣重量（t） （6）再資源化重量（（4）－（5）／t） 再資源化重量合計（（3）＋（6）／t） …D |
74,917 5,999 |
69,515 6,272 |
|
| 68,919 | 63,243 | |||
| 5,515 507 |
6,072 313 |
|||
| 5,008 | 5,759 | |||
| 73,927 | 69,003 | |||
| 減量されたASR重量（t） …E | 0 | 0 | ||
再資源化率
| 品目 | 項目 | 2010年度 | 2009年度 |
| エアバッグ類 B／A |
ガス発生器の再資源化率（％） ※3 | 94.1 | 94.2 |
| ASR D／（C＋E） |
自動車破砕残渣の再資源化率（％） ※4 | 85.0 | 81.6 |
収支
| 品目 | 項目 | 2010年度 | 2009年度 |
| フロン類 | 払い渡しを受けた再資源化等預託金の額（円） 再資源化等に要した費用の総額（円） 収支（円） |
840,002,036 776,350,114 63,651,922 |
818,908,569 804,685,090 14,223,479 |
| エアバッグ類 | 払い渡しを受けた再資源化等預託金の額（円） 再資源化等に要した費用の総額（円） 収支（円） |
535,891,392 510,727,739 25,163,653 |
438,370,042 446,710,092 △8,340,050 |
| ASR | 払い渡しを受けた再資源化等預託金の額（円） 再資源化等に要した費用の総額（円） 収支（円） |
3,091,539,739 2,809,869,400 281,670,339 |
2,966,852,200 2,818,047,062 148,805,138 |
| 3品目合計 | 払い渡しを受けた再資源化等預託金の額（円） 再資源化等に要した費用の総額（円） 収支（円） |
4,467,433,167 4,096,947,253 370,485,914 |
4,224,130,811 4,069,442,244 154,688,567 |
- ※1車体からエアバッグを取り外して、インフレーターを回収し、再資源化施設にてリサイクルする方法
- ※2 車体に取り付けたままエアバッグを展開しリサイクルする方法
- ※3 エアバッグ類再資源化率＝回収金属重量／回収インフレーター重量
| ※4 ASR再資源化率＝ | （リサイクル施設投入ASR重量－排出残渣重量）＋（全部利用ASR相当重量－排出残渣重量） 引取ASR重量＋全部利用ASR相当重量 |
Hondaが使用した自動車破壊残渣処理基準適合施設は、「豊通リサイクル（株）ASR再資源化事業部」のホームページにてご覧いただけます。
http://www.toyotsurecycle.co.jp/asr/
Hondaの自動車リサイクル法への取り組み等は、Hondaホームページにてご覧いただけます。
http://www.honda.co.jp/auto-recycle/