<ご参考>
Hondaの障がい者雇用の特例子会社である希望の里ホンダ(株)(本社:熊本県宇城市 社長:荒木洋二)は、本日、創立25周年の記念式典を開催しました。式典には、株主である蒲島郁夫(かばしま いくお)熊本県知事、(しのざき てつお)宇城市長、Honda取締役社長の伊東孝紳(いとう たかのぶ)が出席しました。
希望の里ホンダは1985年8月に自動車メーカーでは初の第三セクター方式の重度障がい者雇用企業として、熊本県・松橋町(現宇城市)・Hondaの共同出資により設立されました。障がいのある人と健常者が分け隔てなく一緒に働ける職場づくりを進めており、障がいのある人32名と、健常者35名が同じ職場で活躍しています。
事業内容は、二輪車・四輪車・汎用製品に使われるピストン、二輪車のフューエルポンプなどのエンジン部品、フレーム部品などの組み立て生産です。そのうちピストンはHonda熊本製作所で生産する二輪車・汎用製品の全量を供給しています。
Hondaは、特例子会社3社(ホンダ太陽、希望の里ホンダ、(株)本田技術研究所の特例子会社のホンダR&D太陽)の他、グループ会社全体でも障がい者雇用を進めています。
また、Hondaでは、より多くの人に移動の喜びを提案したいという想いから、介護車両をはじめ、両上肢に障がいのある人が両足だけで運転操作が可能な足動運転補助装置「Honda・フランツシステム」や、身体の状態に合わせて選択できる運転補助装置「Honda・テックマチックシステム」などを提供しています。
Hondaはこれからも障がいのある従業員が活躍する場を拡大し、より多くの人に移動の喜びの提案を進めていきたいと考えております。
(2010年8月1日現在)
希望の里ホンダ株式会社
熊本県宇城市松橋町豊福2832
5,000万円
本田技研工業(株) 51%、熊本県 44%、宇城市 5%
1985(昭和60)年8月1日
1986(昭和61)年5月1日
荒木 洋二
工場敷地…7,000m2
グラウンド…4,500m2
建屋…2,700m2
Hondaの二輪車・四輪車および汎用製品の部品製造など
67名(うち重度身体障がい者 32名)