ニュースリリース

2010年02月18日ニュースリリース

新型オートマチックトランスミッション「CVマチック」搭載のカブタイプ二輪車「Wave110i AT」をタイで発表

Hondaのタイにおける二輪車販売合弁会社であるエー・ピー・ホンダカンパニー・リミテッド(本社:サムットプラカン県 社長:櫻井 善次郎)は、現地時間2月18日午前10時(日本時間2月18日正午)に以下を発表しましたので、その内容をご案内いたします。

<ご参考>
 Hondaのタイにおける二輪車販売の合弁会社であるエー・ピー・ホンダカンパニー・リミテッド(社長:櫻井 善次郎)は、燃費性能の良さで定評のある「Wave110i」に、新型オートマチックトランスミッション「CVマチック」を搭載したカブシリーズのAT車「Wave110i AT」を3月よりタイ国内で販売する。価格は4万4,900バーツからとし、年間5万台の販売を計画している。(1バーツ=約2.7円)

Wave110i AT

Wave110i AT

 Wave110i ATは、「CVマチック」を搭載することで、カブタイプの持つ走破性・耐久性・経済性に、手軽さ・快適性を加えた商品である。今後はタイに加え、ベトナムおよび周辺国で順次発売し、多様化するアセアン市場のニーズに応えていく。

 「CVマチック」は、Hondaが長年培ってきた小型二輪車用オートマチック技術を基に、新開発の冷却機構を採用することで、ドライブベルトに発生する熱負荷の問題を解消。ベルトの耐久性を確保しながら、ドライブプーリーとドリブンプーリーの軸間が短いコンパクトな構造を実現することで、車体設計の自由度に寄与するものとしている。

 2009年のタイの二輪車市場規模は、約154万台(前年比:90%)。そのうちHondaの販売台数は約101万台と全体市場の6割以上を占め、21年間連続でナンバー1となっている。
  快適で操作がしやすいことから、タイの2009年のAT市場規模は約71万台と市場規模の半数近くを占めるカテゴリーへと成長している。

 Hondaは従来より好評なWave110iにオートマチックトランスミッション機能を搭載した「Wave110i AT」を投入することでラインアップを充実させ、多様化するお客様のご要望に応える。なお Hondaは、2010年中にタイで販売している全機種に電子制御燃料噴射装置PGM-FI(Honda Programmed Fuel Injection)を搭載する予定。

エー・ピー・ホンダカンパニー・リミテッド/A.P. Honda Co., Ltd. 概要

設立

1986年3月

本社所在地

サムットプラカン県

資本金

4,000万バーツ(約1.08億円)

出資比率

本田技研工業(株) 16%、Asian Honda Motor Co., Ltd. 33% 他

代表者

社長 櫻井 善次郎(サクライ ゼンジロウ)

事業内容

二輪完成車およびその部品の販売

従業員数

約200名

主な販売機種

  • Wave100/125(100cc/125ccカブタイプ)
  • Wave110i/125i(110cc/125ccカブタイプ)
  • Dream125(125ccカブタイプ)
  • Sonic(125ccファミリースポーツ)
  • CBR150R(150ccスポーツタイプ)
  • Click(110cc ATタイプ)
  • Air Blade(110cc ATタイプ)
  • PCX(125cc ATタイプ)等