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2010年02月10日

運転席用SRSエアバッグに関する市場措置(リコール)について


  Hondaは、2001年から2002年に製造された一部の車両に搭載されている運転席用SRSエアバッグの不具合に関する市場措置を行うことを決定し、北米や日本などでリコールの届出を行いました。対象となるその他の国・地域についても、同様の措置を行ってまいります。対象台数は、全世界で437,763台です。

  本件は、継続的な調査・解析の結果、2008年11月および2009年6月に北米や日本(7月)などで届け出た合計514,355台の対象車両に加え、対象範囲を拡大して市場措置を行うものです。なお、前回のリコール届出以降、今回拡大する対象範囲内での事故は報告されておりません。

事象内容
  運転席用SRSエアバッグに装着されたインフレータ(膨張装置)内のガス発生剤に不適切なものがあるため、万が一事故などによりエアバッグが展開した場合、インフレータ内圧の急激な上昇で容器が破損して構成部品が飛散し、乗員が負傷する可能性があります。
※エアバッグを膨らませるためのガスを発生させる薬剤

経緯
<一回目の措置>
(1) 2007年2月以降に米国市場で発生した不具合事象に基づき調査を行った結果、原因はインフレータ内のガス発生剤の過度な吸湿であると判断し、2008年11月に米国・カナダでリコールを届け出ました。
*対象台数:4,205台(米国:3,940台、カナダ:218台、メキシコ:47台)

<二回目の措置>
(2) その後、新たに(1)の対象範囲外からも不具合事象が発生したことから、さらに解析を行い、今後の同事象の発生を防ぐために対象範囲を拡大し、2009年6月30日に米国やカナダなどで2回目のリコール、日本では7月29日に初めてリコールを届け出ました。
対象台数:510,150台(米国:443,727台、カナダ:49,452台、日本:1,532台、その他:15,439台)

<今回の措置>
(3) さらに調査を継続した結果、ガス発生剤を製造する際のプレス加圧力が不足した場合に不具合が発生する可能性があることが分かり、特定のガス発生剤成型設備において加圧力管理が不十分であったことが原因と判明しました。この結果を受けて、当該成型設備で生産したガス発生剤を使用した車両全てを対象に、追加で市場措置を実施することを決定しました。
対象台数:437,763台(米国:378,758台、カナダ:41,685台、日本:4,042台、その他:13,278台)

改善内容
  対象となる全ての国の該当車両において、運転席用SRSエアバッグのインフレータを良品と交換いたします。

  今回の措置は、不具合のあったエアバッグ内の部品(ガス発生剤)を成型した設備で生産された部品全てに対象を広げており、それにより今後は、上記原因による同様の不具合事象は発生しないと認識しております。

リコール対象国および対象モデル・台数 
対象国 対象モデル 台数 届出日
(現地日付)
米国 アコード、シビック、TL、CR-V、オデッセイ、パイロット、CL 37.8万 2月9日
カナダ アコード、シビック、TL、CR-V、オデッセイ 4.1万 2月9日
日本 インスパイア、セイバー、ラグレイト 0.4万 2月10日
その他 1.3万  
合計:約43.7万台
※その他:メキシコ(9,227台)、台湾(1,361台)、オーストラリア(703台)など

<ご参考:日本での状況>
  2009年7月29日に1回目の届出(1,532台:インスパイア、セイバー)を行いました。
2009年10月19日に補修用部品として53個の届出を行いました。
2010年2月10日に2回目の届出(4,042台:インスパイア、セイバー、ラグレイト)を行いました。また、補修用部品として21個の届出も行いました。
日本では、これまで同事象による不具合情報はございません。
※対象モデルは全て北米製


以上
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