ニュースリリース

2010年02月03日ニュースリリース

東風ホンダ、ホンダソルテックの薄膜太陽電池を設置

Hondaの中国における四輪車生産販売合弁会社である東風本田汽車有限公司は現地時間2010年2月3日(水)14時(日本時間3日15時)に以下を発表いたしましたので、ご案内いたします。

<ご参考>
 Hondaの中国における四輪車生産販売合弁会社である東風本田汽車有限公司(以下、東風ホンダ)は、本日、(株)ホンダソルテックの薄膜太陽電池の稼働を開始した。

 薄膜太陽電池は、東風ホンダの総合事務棟の屋根に設置され、推定される発電量は年間約10万kWh、CO2削減量は年間約101t。発電された電力は、主に総合事務棟の照明や空調の一部に使用される。これは総合事務棟で使用する年間電力使用量のうち約4%に相当する。

 Hondaが独自開発した薄膜太陽電池は、銅-インジウム-ガリウム-セレン(CIGS)の化合物を素材とした薄膜で形成されており、製造時から環境に優しい太陽電池である。
 環境意識の高まりにともない、薄膜太陽電池の需要は着実に増しており、日本国内では2007年から一般販売を開始。海外では、今回の中国のほか、北米やアジアのHondaの関連会社で既に設置しており、海外での一般販売も検討している。

 Hondaは、二輪車・四輪車・汎用といった商品のCO2低減に加え、エネルギーを生み出す商品の展開にも力を入れており、地球温暖化防止に向けた取り組みをさらに加速させていく。

※ 東風ホンダ調べ

東風本田汽車有限公司(Dongfeng Honda Automobile Co., Ltd.)概要

設立

2003年7月

資本金

2.5億USドル

出資比率

東風汽車集団股份有限公司 50%、本田技研工業株式会社 40%、本田技研工業(中国)投資有限公司 10%

所在地

湖北省武漢市

代表者

総経理 倉石 誠司

従業員数

4,180名(09年12月時点)

生産車種

CR-V シビック スピリア

販売拠点数

260店(09年12月時点)