ニュースリリース

2009年01月13日ニュースリリース

タイでPGM-FIを搭載した新モデル「Wave110i」を発表

  • *タイの二輪車販売合弁会社であるエー・ピー・ホンダカンパニー・リミテッド(本社:サムットプラカン県 社長:櫻井 善次郎)は、現地時間1月10日11:00(日本時間:1月10日13:00)に以下を発表しましたので、その内容をご案内いたします。

<ご参考>
 Hondaのタイの二輪車販売の合弁会社であるエー・ピー・ホンダカンパニー・リミテッド(社長:櫻井 善次郎)は、環境性能に優れた電子制御燃料噴射装置PGM-FI(Honda Programmed Fuel Injection)を採用し、燃費向上と出力向上を両立した新エンジンを搭載した新モデル「Wave110i」を発表し、1月15日よりタイで発売する。価格は34,000バーツからとし、年間40万台の販売を計画している。

Wave110i

Wave110i

 「Wave110i」は、定評のあるカブタイプをベースに、全方位にわたって進化を遂げ、現代的で新しいスタイルのデザインを採用しており、このクラスでの新しいベンチマークを目指している。今後は、アセアン各国で順次発売していく予定。

 この新型モデル「Wave110i」は新開発した排気量110ccのエンジンを搭載したカブタイプで、燃費は1Lあたり57km(ECE40モード:実用モード燃費)と従来エンジンに比べ18%向上し、出力は25%の向上を実現した。近い将来導入が予定されている第6次エミッション規制値にも適合し、E20(エタノール20%の混合燃料)に対応する。なお、Hondaは、2009年末までにタイでの二輪車全車種にPGM-FIを採用することを予定している。

 タイの二輪車販売は、2008年に約170万台(前年比106.5%)、そのうちHondaは、シェア約67.5%の115万1,000台を販売し、20年間連続で首位となった。今後、このWave110iで、市場の約9割を占めるコミューターの販売増を目指していく。

エー・ピー・ホンダカンパニー・リミテッド/A.P. Honda Co., Ltd. 概要

設立

1986年3月

本社所在地

サムットプラカン県

資本金

4千万バーツ(約1.3億円)

出資比率

本田技研工業(株)16%、Asian Honda Motor Co., Ltd. 33% 他

代表者

社長 櫻井 善次郎(サクライ ゼンジロウ)

事業内容

二輪完成車及びその部品の販売

従業員数

約200名

主な販売機種

Wave100/125(100cc/125ccカブタイプ)、Dream125(125ccカブタイプ)、Sonic(125ccファミリースポーツ)、CBR150R(150ccスポーツタイプ)、Click(110cc ATタイプ)、Air Blade(110cc ATタイプ)等