ニュースリリース

2008年10月14日ニュースリリース

Honda、米国のフレキシブル生産体制をさらに強化

  • *Hondaの米国現地法人であるアメリカンホンダモーターカンパニー・インコーポレーテッド(本社:カリフォルニア州トーランス、社長:岩村 哲夫)は、米国西部時間2008年10月13日(月)午前8時30分(日本時間14日午前0時30分)に以下を発表いたしましたので、その内容をご案内いたします。

<ご参考>
 Hondaの米国における現地法人であるアメリカンホンダモーターカンパニーは、小型車や燃費の良いクルマへのシフトなど、急激に変化する市場に迅速に対応するため、フレキシブル生産体制をさらに強化する。

 具体的には、2009年半ばごろに、オデッセイ、パイロットといったライトトラックを生産しているホンダマニュファクチュアリングオブアラバマ・エル・エル・シー(以下、HMA)に、現在オハイオ州のホンダオブアメリカマニュファクチュアリング・インコーポレーテッド(以下、HAM)のメアリズビル四輪車工場(以下、MAP)で生産している、V型6気筒(V6)エンジンを搭載したアコードセダンの大半を移管する。

 MAPは、V6エンジン搭載のアコードセダンの大半を移管後、需要の高い直列4気筒(L4)エンジン搭載のアコードを増産し、HAMのアンナエンジン工場(以下、AEP)ではL4エンジンを増産する。

 Hondaは、北米の市場動向に合わせた乗用車系とライトトラック系の拠点間、ライン間での生産フレキシビリティをより拡大し、北米で販売されるクルマの北米生産比率を高め、お客様の需要にすばやく応えられる効率的な、より競争力のある事業の基盤強化を図っていく。また、アコードの生産を日本の埼玉製作所、米国HMA、MAPで担当することで、グローバル規模でのフレキシブル生産体制をさらに強化する。

 一方、HMAは、現在の市場動向への対応および今回のアコード導入準備の設備工事により、来年3月末までの間に、ライトトラックの生産量をさらに調整する。

Honda of America Mfg., Inc.(HAM)概要

設立

1978年2月

代表者

田内 常夫(タナイ ツネオ)

従業員数

約12,500名

生産機種

MAP アコード、アキュラTL、アキュラRDX
ELP シビック、CR-V、エレメント
AEP L4エンジン、V6エンジン

生産能力

MAP 44万台
ELP 24万台
AEP 118万基

Honda Manufacturing of Alabama, LLC(HMA)概要

設立

1999年12月

代表者

笹本 裕詞(ササモト ヒロシ)

従業員数

約4,500名

生産機種

オデッセイ、パイロット、V6エンジン

生産能力

30万台/30万基

Honda Manufacturing of Indiana, LLC(HMIN)概要

設立

2006年6月

代表者

上ノ原 勇三(ウエノハラ ユウゾウ)

従業員数

約900名(フル稼働時は2,000名を予定)

生産機種

シビック

生産能力

20万台