ニュースリリース

2008年07月22日ニュースリリース

Hondaの薄膜太陽電池を「PVJapan 2008」に出展

 Hondaは、太陽光発電に関する総合イベントである「PVJapan 2008」(会期:2008年7月30日〜8月1日 会場:東京ビッグサイト 主催:SEMIジャパン・太陽光発電協会)に、太陽電池システムを出展する。

 Hondaが出展する独自開発の薄膜太陽電池は、銅-インジウム-ガリウム-セレン(CIGS)の化合物を素材とした薄膜で形成されており、製造時から環境に優しい太陽電池で、昨年10月に、Hondaの100%子会社である(株)ホンダソルテックで量産を開始し、日本全国での販売を開始した。
 製品を取り扱う販売店は現在約130店。年内には200店規模まで拡大し、さらに販売を加速させる。また、この秋からは、高まる需要を背景に産業用の市場にも参入する。さらに今後は、海外での事業展開も計画している。

 Hondaは、二輪車・四輪車・汎用商品の生産・使用時におけるCO2排出削減に加え、家庭用小型コージェネレーションユニットや薄膜太陽電池など、家庭でエネルギーを創り出す商品の展開にも力を入れ、地球温暖化防止に向けた全方位での取り組みを強化している。

  • 国内外の太陽電池メーカー、製造装置・材料サプライヤー、太陽電池設置関連企業をはじめ、学会・研究機関、業界団体関係者、消費者が集う、国内最大級の太陽光発電に関する総合イベント。

太陽電池モジュール諸元

  HEM125PA HEM115PA
セルの種類 CIGS
最大出力(W) 125* 115*
外形寸法(mm)幅×奥行き×高さ 1,417×791×37
質量(kg)
14.3
希望小売価格(税込み価格)
(税抜き価格)
60,375円
(57,500円)
52,290円
(49,800円)
  • 標記の数値はAM1.5、日射強度1kW/m2、モジュール温度25℃でのHonda計測値です
  • 周囲温度範囲40℃〜-20℃
  • 実使用時の出力は、日射強度、設置条件(方位、角度周辺環境)、地域及び温度条件により異なります

(株)ホンダソルテック概要

設立

2006年12月1日

本社所在地

熊本県菊池郡大津町大字平川2042番地
(本田技研工業株式会社 熊本製作所敷地内)

営業拠点所在地

埼玉県和光市

資本金

40億円

出資形態

本田技研工業株式会社 100%出資

代表者

社長 数佐 明男(かずさ あきお)

従業員数

約150人(フル生産時)

生産能力

約27.5メガワット/年(3kWシステムで約9,000軒分)