Hondaは、2008年4月より、新たな3ヵ年計画である10次中期計画をスタートした。
この3ヵ年の基本的な考え方は、「将来も、グローバルで成長していく力を持ち続けるために必要な体制を確立すること」と、「それをまず日本を中心として始めること」とした。
具体的方向性は、「世界をリードする環境技術を作り出し、商品として具現化し、より多くのお客様に提供していくこと」「先進の商品を作る、ものづくりの体制を、次世代に向けて大きく進化させること」の2つに定めた。
その中心となるのは日本であり、環境で先駆ける技術と商品を、日本で熟成させ、ものづくりの体制の進化と合わせて、日本から世界へ広げていくことを目標に取り組んでいく。
そのために数多くの施策を展開していくが、「二輪事業の強化」「国内四輪車生産体制の革新」「本格普及に向けたハイブリッド戦略」の3点を核に、着実に取り組みを進めていく。
Hondaの強みである二輪事業の強化、競争力の源泉である日本のものづくりの革新、そして、本格普及に向けたハイブリッド戦略は、お客様の期待を超える商品や喜びを創り出し、将来もHondaがグローバル規模で成長するための力となる。
この10次中期計画では、それを日本の力を中心として着実に進めていく。
2008年5月29日に、新型ミニバン「フリード」を発表する。フィットに続き、この「フリード」で販売を加速させ、国内市場の活性化を図っていく。
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