ニュースリリース

2008年04月18日ニュースリリース

HondaJetの受注を欧州に拡大

  • *Hondaの航空機事業子会社、ホンダ エアクラフト カンパニーは、米国東部時間2008年4月17日11時00分(日本時間18日0時00分)に以下の内容を発表しましたのでご案内いたします。

<ご参考>
 Hondaの航空機事業の子会社であるホンダ エアクラフト カンパニー(Honda Aircraft Company, Inc.:以下、HACI)は、5月20日(火)からスイスのジュネーブで開催される航空機ショー、EBACE(European Business Aviation Convention and Exhibition)において、欧州におけるHondaJetの受注を開始する。また、EBACEにて欧州でのHondaJetの販売価格、販売・サービス網などについて、発表を予定している。

 HondaJetの開発責任者であり、開発・製造・販売を担当するHACI社長の藤野 道格は、「HondaJetを待ち望まれていた欧州のお客様に対して、今回の発表をすることができ、とてもエキサイティングである。引き続き、お客様の高い期待に応えるべく、販売・サービス網を構築していく。また、欧州への販売拡大は、世界中のお客様のHondaJetの需要に応える重要なステップと位置付けている」と語った。

 HACIは、2006年10月にHondaJetの米国内での受注を開始し、2008年3月にはメキシコ、カナダに販売を拡大。欧州での販売に続き、今後は世界規模での販売拡大を目指している。
 全世界でビジネスジェットのニーズは高まり、2007年には市場規模が初めて年間1,000機を超えたと言われており、引き続き拡大が見込まれている。HondaJetは、エンジンを主翼上面に配置する独自のレイアウトなどによる優れた燃費やキャビンの広さが評価され、既に北米地域では100機以上を受注している。
 HondaJetは2010年の量産開始を目指し、現在、米国ノースカロライナ州にあるピードモントトライアッド国際空港内に本社オフィスと研究開発施設を建設中で、年内には工場の建設も計画している。

ホンダ エアクラフト カンパニー(Honda Aircraft Company, Inc.)概要

設立

2006年8月

出資形態

本田技研工業株式会社 100%出資

代表者(社長)

藤野 道格(ふじの みちまさ)

所在地

米国ノースカロライナ州 グリーンズボロ市