Hondaは、魚眼CCDカメラによって捉えた映像を、ナビゲーション画面に表示させることで、自車周辺の死角を低減、縦列駐車や車庫入れがスムーズに行えるよう支援するとともに、見通しの悪いT字路や幅狭路などにおいても、より安心・安全な運転を支援する「マルチビューカメラシステム」を新開発、10月発売予定の新型「オデッセイ」に搭載する。
「マルチビューカメラシステム」は、フロント、リア、左右ドアミラーに計4個の魚眼CCDカメラを装備。それらの映像を合成し、ステアリング舵角の情報から算出した走行軌道を予測する「予測ガイド線」、走行時に障害物への接近距離の目安となる「目安ガイド線」などを加えて、ナビゲーション画面に表示し、駐車支援、視界支援、幅寄せ支援を行う。
Hondaは、独自の安全思想に基づき、予防安全の観点からさまざまな視覚支援に取り組み、2001年には後退時の後方視界を支援する「リアカメラシステム」を開発。2003年には夜間の旋回時における視認性を向上する「アダプティブ・フロントライティングシステム(AFS)」、2004年には夜間に前方の歩行者を検知しドライバーに知らせる「インテリジェント・ナイトビジョンシステム」を開発し、既にそれらの技術を搭載し販売している。
■使い方表示機能
グランドビューを見ながら、同時に使い方も表示でき、簡単操作で正確な駐車手順をわかりやすく説明する。
■リアビュー+グランドビュー
クルマの周囲の路面と後方の視界を支援。
予測ガイド線と目安ガイド線で駐車位置が確認しやすい。
■フロントブラインドビュー
180°見渡せる広角画像で左右の安全確認を支援。
■フロントビュー+グランドビュー
クルマの周囲の路面と前方の視界を支援。
予測ガイド線で走行軌道を確認できる。
■両サイドビュー
幅寄せ時や、すり抜け時の左右の視界を支援する。
目安ガイド線で障害物からの距離が確認しやすい。
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